全米選手権

公式→http://spokane2007.usfigureskating.org/

  • 女子

1 Kimberly Meissner - 181.68 1 3
2 Emily Hughes - 180.86 3 2
3 Alissa Czisny - 177.74 5 1
4 Beatrisa Liang - 167.15 2 4
5 Rachael Flatt - 159.75 6 5
6 Danielle Kahle - 143.82 10 6
7 Juliana Cannarozzo - 143.66 9 7
8 Katy Taylor - 139.78 4 12
9 Michelle Boulos - 139.75 11 8
10 Christine Zukowski - 131.06 7 15

誰がやっても新チャンピオン。アメリカもゆっくりですが、動いていきました。

    • 観戦記SP

エミリー@赤メッシュ!?…びっくりしたリボンだった。小さい時の映像がでていてて、かわいいー。それから十数年、カルメンを滑るまでになりました。大きな3フリップ2トゥ。今季問題だったステップからの3ルッツも入りました。ただ、構えるのが多いかな。スタンダードポジションのスパイラルからチェンジエッジしてビールマン姿勢、そこから支持なし、そしてシャルロットからそのままコンビネーションスピン。欲をいえば速度がほしかった。カルメンが踊りちらかすシーンですので。2アクセルもよかった。そしてレイバックからビールマンへの美しい流れ。ステップは数は多いけれどちょっと元気イッパイすぎて雑だったけれど最後までエネルギッシュな演技でした。国内大会といえど60点のりましたね。おめでとうです。
キミー@エミリーが氷上にたつと「いったれー!」と思うんですが、彼女の場合「暖かいココアでものみますか?」と気遣ってしまいそうなくらい繊細でほっそりしたタイプのスケーターなのに、ここ1年で貫禄がつきましたね。世界王者、COI参加、そしてGPSでの経験は大きなものとなりましたね。3ルッツ3トゥは前向きにとんでるー。認定はされるでしょうけれど、セカンドの評価はよくない、でもルッツがすばらしいので相殺されてGOEプラスになったりゼロになったりするのでしょうね。ステップからの3フリップ。彼女の滑りにはスピードがあってとても綺麗ですね。ディスイズ女子シングルみたいな。2アクセルもよかったです。フライングスピンは難しいポジションですがやや腰が高い。ステップはよかった。右足左足、両方の回転とバランスよく使い分けられてます。最後のスピンまでスピードが落ちることなく表現できていました。
リャン@NHK杯ではあまりよくなかったけれど、今日はパパが見守る中でがんばります。多くの選手がコンビネーションジャンプからはじめるなかまずフライングシットスピンから。速度、姿勢ともに綺麗です。3ルッツ2トゥ。ステップから3フリップ、ターンをしてバレエジャンプ。レイバックスピンもよかったです。身体が小さいのに大きくみえますね。ステップは利き足でのステップが多めですが音とはよくあってました。そしてイナバウアからの2アクセル。最後のスピンのイグジットまで音とあっていて、全てにおいて絶好調でした!なかなかPCSがでなさそうなルックスをしていますが、今日はとってもよかったです。2位です!厳格なキャロル先生とキャッホーイ!なアラブ先生の表情の差がおもしろすぎる。
シズニー@今日も歯が白いです。彼女もまずフライングシットから、彼女のキャノンボールは下品じゃないですね。よく折りたたまれてます。3フリップ2トゥ。バレエジャンプから2アクセル。そしてリンクせましと滑走するスパイラル。+3とはこういうものよ!という演技です。しかしステップからの3ルッツがぬける。スピン・スパイラルともに加点だらけ、難しいポジションながらも軸のしっかりとした演技をするのに。本当に「ジャンプさえとべば」なんですがね。もったいない。

    • 観戦記LP

ジュニア1位の日系選手、ミライちゃんも放送。すごいですね。キャロライン抜くなんて!13歳ですって、ガチンスキー世代ですね(お前ガチンスキーといいたいだけやろと)はじめ2アクセルおりたときはたたき付けるような着氷でそんなにうまくないのかなーなんて思いましたが、続くサルコウからとても綺麗ですがな。スピンも高難度をぽんぽんやってきますし、ビールマンスピンなんて頭が裏モモにつきそうです。正直怖いです。真央ヨナでわいのわいのいってますが、さらにしたからニワトリの卵のようにでてきますね、アメリカやカナダや(女子はないけれど)ロシアは特に。
シズニー@サブリナー!3ルッツ2トゥ成功しました。続く3フリップ2トゥも。そして得意のスピン→3ループまでの流れがとても綺麗でうっとりしてしまいます。フライングキャメルはドーナツした後、キャッチフットで横ビールマン姿勢なのでレベル4なんでしょう。後半にはいって二度目のフリップはツーフット。2アクセル。3トゥ2トゥも成功。がんばりました。まさに流れるような演技ですね。ていうかこれウイルソンですって。だから見れば見るほど惹かれるのね。2度目の3ルッツも綺麗でした!これは05スケカナ以来の転倒のフリーじゃないですか!?120点近い点がでました。サブリナー!がんばりましたねー!
キミー@結局衣装は赤におちついたんですかね。黒でのフラメンコも格好よかったんですが、赤だと去年のシバの女王が思い浮かびます。頭の3ルッツ3トゥコンボはルッツでお手つきでコンボにできず。3フリップ3トゥは怪しいけれどなんとかおりましたね。このストレートラインステップすごくすきです。後半ムーブインザフィールドから3サルコウ。スパイラルはご愛嬌。ループも着氷できました。二度目のルッツはきっとツーフット。得意の2アクセル2トゥ2ループ。最後のスピンはもうちょっとスピードがほしかった。けれど、両ルッツ以外はミス無いのにフリーではサブリナのが上なのか。そうか。スピン・スパイラルで取りこぼしたか。確かにプログラム自体は甲乙つけがたいですけれど。
エミリー@この子の衣装はどうなんだろう。一番初めのがなんだかんだで一番よかったような気がする。今季はフリーでは完璧な演技をまだみせていませんエミリー。頭は2アクセル。3フリップ2トゥ。3ルッツ2トゥ2ループとんだ!今季すっぽ抜けが多かった中でこれとべたのは大きいですよ。しかも着氷も安定しています。演技後半で3トゥ2トゥ。ステップからソロの3フリップで転倒。スパイラルにはSPほどスピードがなかったけれど今季のなかで一番すきなバリエーションです。音にあわせてのバレエジャンプ。二度目の3ルッツはインサイドおりになるかと思ったけれど気合でおりましたね。3サルコウ。レイバックスピンはもちろんビールマン、畳み掛けるようにバレエ曲を演じきりました。すてきでしたー!転倒を忘れさせるフィニッシュでしたね。それぞれのジャンプの回転もバッチリ。パワフルなのにどうしてかバレエ曲が合いますね。いつぞやのスリーピングビューティーを思い出します(笑)彼女に赤い靴とか踊らせたいですー。心躍りますー。転倒がなかったら1位だったのねー。あうー。惜しかった!でもヨナ真央キミーいうてますが、彼女だけが敵ではないってことですよう。
リャン@まずレイバックスピンではずみをつけて。3フリップで転倒。3ルッツ2トゥは成功。アクセルもなんとか成功。キャラバンのジャラジャラと手の動きがよく合ってます。上下の運動もしながら難しいステップをふむダイアゴナルステップ素敵でした。3トゥからのバレエジャンプも素敵。続くコンビネーションスピンはやや速度・ポジションから疲れがみてとれます…。がんばれ。スリーターンからの3ループも成功。そしてはじけるようなスパイラル。後半スタミナ切れがちょっと見受けられます。二度目のフリップも転倒。続くルッツ2トゥは成功しますがザヤックしちゃう?ああ、もったいないー。この子も東京でみたかった。最終滑走でちょっと力が入りすぎちゃったかな。

  • 男子

1 Evan Lysacek - 248.88 1 1
2 Ryan Bradley - 219.21 3 2
3 Johnny Weir - 213.20 2 4
4 Jeremy Abbott - 200.95 9 3
5 Scott Smith - 196.59 7 6
6 Derrick Delmore - 195.09 11 5
7 Parker Pennington - 192.79 4 8
8 Shaun Rogers - 190.15 5 9
9 Stephen Carriere - 189.04 10 7

    • 観戦記SP

これだけ放送時間あるならライアン君もうつしましょうよ。今日は男くさいコメンタリー。
ライサ@だいぶ滑り込んでますし、衣装もマイナーチェンジしてますね。苦手なSPなのに「表現する」領域にまで達している。すばらしいこと。袖が気になるよー。イーグルから3ルッツ3トゥ。ステップから3フリップ、着氷後手を広げるのはもう持ち味になりました。いつもは自信のあるスピンに若干スピードがみられなかったのはそれだけ緊張しているからでしょうね。しかし、回転数はばっちりなんじゃないかしら。大きなガッツポーズいただきました。
ジョニー@イーグルからコンビネーションがないだけでの差って正直どうなんでしょうね。テクニカルな面の話ってつまんない。私はステップにおいてライサのSPのほうがすきですが、これも申し分なくすばらしいプログラムだと思いますし、踊り手のことも考えて、少し簡略化しても、勢いが目に見えてなくなっているなんてことはなかったです。で、3アクセルは完璧、3ルッツ3トゥもよかった、チェンジフットシットスピンは足かえの時すこし動きすぎかなと思いますが姿勢はよかったです。ステップからの3フリップもいいですし、最後まであきらめてないもの、スピンにオリジナルポジションが多く、エキサイティングでした。アドレナリン爆発演技ではなかったけれど、ちゃんと集中していたと思います。
ライアン@経営者がんばってました。それでもハイライトした放送がないってアメリカの男子シングルは日本より劣悪!?3アクセル、3フリップ3トゥ、3ルッツと綺麗なランディングで知的フィールドを広げました。(意味不明)

    • 観戦記LP

アボットー!なつかしいジュニア時代は美少年だったけれどみるみるうちに暗くなっていたアボットが帰ってきた。全米にシニア選手として放送されている!3アクセル3トゥをとんでいる!ルッツからのコンボをとんでいる!それだけで嬉しかったです。一時期ロック風に転向してて大丈夫かしらと思ってたらもう次の年からいなくてガックリしてたら、やたらこざっぱりして、クラシカルな表現になって。でもどこかしらへろへろしている(笑)なつかしやかわいいやらのアボット君です。しかもナザレの子が辞退して4大陸出場とか?うそーん。アメリカ大丈夫か!?(失礼です)
そしてライサがでるまえやたらはやしたてられてたデロメル(てよむのかな)もこざっぱりしてて、ダイジェストでしかみれませんでしたがなつかしかった。ドーナツからシットとかすごいことやってのけてました。フルでおいとけばよかった(自業自得)
ライサはあれです。神がおりてきてました。まばたきと曲の出だしから何から揃ってましたもの。4トゥ3トゥ成功。そこから3アクセル。3ループに3サルコウ。演技内容がかわっているのにフラインフシットスピンなどの音とのかねあいは綺麗にそろってます。すばらしい。特筆すべきは後半ムーブインザフィールドでの(おそらく)ドン・ホセの表現がたまらなかったです。そこから3アクセル3トゥですよ。笑っちゃいました。そして最後おじきして入るストレートラインステップ。今からメダルいただきますね、では失礼しますね、闘牛士ステップですわ。途中幅跳び競争かというくらい思いっきりジャンプしながら踏んでましたけれどよく足元がブレませんね。音楽表現、演技力が本当にすばらしかった。心を込めて演じるとはこのことだと目の当たりにされました。やたらタニスキャッチされてておもしろい(笑)樋口さんが優勝を確信するの早い(笑)それをいさめる宮本さんがなんかおもしろい(笑)なにこの3人組ー。ウィアーやウェアーかわかんないけどゆるくておもしろいー。
で、そのあとのジョニー。なんという運命か。ディフェンデングチャンピオン×3。衣装がシースルーに。流行?でも頭の動き、首の動き、そして流れる髪まで演技しているみたいです。入り込んでますよ、ナザレの子に。3アクセル、コンビネーションにせず。安全策にでました。そして続くクワド!うーん、今季見た初クワドなんですが。ツーフット。3ルッツ2トゥ。GPSとは明らかに「流れ」に変化をもっていて、緊張感もあって、滑り込んでるなと見受けられるところもあります。あ、こけた。ループ、軸とれなかった。これまでのジョニーさんならこのまま風船が割れたみたいにしぼんでしまいますが、あー、やっぱりアクセル抜けた。3フリップ2トゥ。3サルコウ2トゥ。後半でコンボを飛んでいるのですが、3-3じゃない。計算的に入れるとザヤックかかったのかな?アクセルコンボやっときゃよかったと頭のどこかで思ってるんだろうなー。うー。意外と曲が最後にむけて盛り上がらないという。オリジナル曲だから耳慣れないので仕方ないけれど、ちょっと会場の雰囲気もかわいそうだったかもしれない。がっくり。なく前にいいますよ、なかないでー。プリシラさーん。ライサも表情つけにくかろうよ。強くなれ。お前さんは十分上手い、だから強くなれるはずよ。
経営者ことライアン・ブラッドレイ君。何故フジゼロックスが彼を選んだのかはようわからん。バックフリップできるから?あー、でもマンボですね。踊れるからかな。3アクセル3トゥ!前の人で爆発しきれんかったからすごい盛り上がり。ステップから3ルッツ。スピン編が2月から放送されるらしいですがあんまり速度ないけれどいいのかしら。でも難しいポジションをたくさん。バレエジャンプからの3サルコウ、そしてセクシーアピール(笑)ルッパ〜ンとかいいたくなりますね(もみあげだからか)後半のアクセル。よっしゃおりた。根性でおりた。楽しいので彼が東京にくるのは超ウエルカムです。なんでそんなナッハ〜ンて表情できんの。セクシーコマンドー!?そこから油断させといて3トゥ3トゥ2トゥ!?えらいこっちゃ。3ループまでおりたがな。エマ!起きて!ナッハ〜ンが出た!!3フリップ2トゥ、2アクセル。コンビネーションスピン。パーフェクトです!これが東京だったらよかったのに…。ここと同じ演技を果たしてできるかって話ですよ。すばらしいですよ。この緊張感が張り裂けそうな(実際一部裂けて;)雰囲気のなか最終滑走でスタオベかっさらうなんて!両親もよろこんでます。よくがんばったわー。イエーイ。コーチ陣の盛り上がりっぷりがやたらラフでおもろい。2位ですよ!シルバー!もう一度お客様立ち上がりました。経営者そのままインタビューされて歯が矯正されてないのがみえて、受け答えも愛らしいわ。このまま思いっきりバックフリップしたってきいたんですけど…。しよった!!知的フィールド!!!



  • ペア

1 Brooke Castile / Benjamin Okolski - 178.40 3 1
2 Rena Inoue / John Baldwin - 178.15 1 2
3 Naomi Nari Nam / Themistocles Leftheris / 168.49 2 3
4 Amanda Evora / Mark Ladwig / 158.66 6 4
5 Tiffany Vise / Derek Trent - 155.46 4 6
6 Kendra Moyle / Andy Seitz / 148.70 5 9
7 Julia Vlassov / Drew Meekins / 147.93 9 5
8 Rhea Sy / Cole Davis - 147.10 8 7
9 Bridget Namiotka / John Coughlin / 146.88 7 8
10 Chloe Katz / Joseph Lynch - 133.68 10 10

  • ダンス

1 Tanith Belbin / Benjamin Agosto - 202.88 1 1 1
2 Melissa Gregory / Denis Petukhov - 187.64 3 2 2
3 Meryl Davis / Charlie White / 184.11 2 4 3
4 Kimberly Navarro / Brent Bommentre / 175.68 4 3 4
5 Morgan Matthews / Maxim Zavozin - 160.92 5 5 5
6 Jennifer Wester / Daniil Barantsev - 153.34 6 6 7
7 Caitlin Mallory / Brent Holdburg / 151.76 7 7 6
8 Charlotte Maxwell / Nick Traxler / 147.03 10 8 8
9 Elizabeth Miosi / Dmitry Ponomarev - 141.39 9 9 9
10 Mimi Whetstone / Chris Obzansky / 138.46 8 10 10

    • 観戦記OD

ベルアゴ@ベルビン衣装黒くなっちゃったー。あの無駄に真っ赤なのがよかったのに。ステップは無駄なパターンがないです。ツイヅルで(彼らにしては)少しばらけるところがありましたが、距離感・コントロール具合といい最強です。女性がまた柔軟になったのかスピン・ローテーショナルリフトで女性がビールマンポジションを実施しています。ただ、ダイアゴナルステップで男性がスタンブル。そこだけが惜しい。
グレペチュ@男女間のツイヅルの滑走距離がショートサイドカメラからみても歴然としていて、ああああ…ってなっちゃいます。セカンドツイヅルが特に。本来ならば五輪後ここの年代ががんばらなくてはいけないのに。ダイアゴナルステップもなんかばたばたしてましたね。でも、難易度は高いんでしょうね。リフトはふたつともよかったです。
デビホワ@ここも男性のほうが雰囲気もっていて、女性は寄り添ってるイメージがあります。スピンは難しい姿勢のうえあしかえがあるのでレベル4ですよー。ミッドラインステップは音とステップと腕の使い方とがよくあっててよかったんですがツイヅルで珍しく男性が転倒。男性イーグルのストレートラインステップは女性のポジションが2度変化します。どうしましょう。こっちのほうがルックスに癖がありますがテサモアよりも好きかも(笑)転倒だけがもったいなかったー。しかし、転倒してもグレペチュと1点差って。これはワールドでの「最終組のその前の組」争いがたのしみですね。