スケカナとスケアメ

リザルト
http://www.isufs.org/results/gpcan06/
ジョンとレナのデート追走(笑)他写真@全米スケート連盟
http://usfsa.org/event_details.asp?id=34988


覚えているうちにかきます。下部にスケアメ(今更…)朝日未放送分の動画を発見したのでざっくりと雑感。

  • ダンスCD

1 Marie-France DUBREUIL / Patrice LAUZON CAN 38.83 19.16 19.67 7.95 7.60 7.95 8.05 0.00 #3
2 Federica FAIELLA / Massimo SCALI ITA 33.19 16.54 16.65 6.65 6.50 6.75 6.80 0.00 #4
3 Tessa VIRTUE / Scott MOIR CAN 29.51 14.30 15.21 6.25 5.85 6.10 6.15 0.00 #1
4 Anastasia PLATONOVA / Andrei MAXIMISHIN RUS 27.87 14.34 13.53 5.65 5.10 5.45 5.45 0.00 #8
5 Natalia MIKHAILOVA / Arkadi SERGEEV RUS 27.16 14.40 12.76 5.25 4.95 5.15 5.05 0.00 #11
6 Kimberly NAVARRO / Brent BOMMENTRE USA 26.95 13.78 13.17 5.45 5.10 5.20 5.30 0.00 #5
7 Trina PRATT / Todd GILLES USA 25.78 13.68 12.10 4.95 4.70 4.75 4.95 0.00 #2
8 Meryl DAVIS / Charlie WHITE USA 25.53 13.80 13.73 5.70 5.40 5.40 5.40 2.00 #9
9 Chantal LEFEBVRE / Arseni MARKOV CAN 25.31 13.68 11.63 4.90 4.40 4.60 4.70 0.00 #10
10 Xiaoyang YU / Chen WANG CHN 25.13 13.62 11.51 4.70 4.60 4.60 4.45 0.00 #6
11 Kamila HAJKOVA / David VINCOUR CZE 22.96 12.36 10.60 4.25 4.15 4.30 4.30 0.00 #7


リタバナの回避でデュブロウ一人勝ち感いなめないスケカナ。
ジュニアワールドのメダリスト+5位が勢ぞろい。
そんな彼らにゴールデンワルツは難しすぎたか、結構素人目でもわかるミスが見受けられました。
デュブロウは技術、表現云々よりも経験ですね。ステップ数が多いはずなのに難しくみせない、無駄なく全てが処理できてます。
女性の衣装が薄すぎて下着?が透けているので、ボウルルームでそれってどうよ。ってのはありましたが、とにかくぶっちぎり。宮本さんも饒舌。
第一滑走のバーチュー&モアはスケートの美しさはひかれるものがありましたが、ちょっと緊張してたのか、勇み足気味。
最後女性がスタンブルしちゃいました。モア君の燕尾服はなんかおもしろいなぁ。おとぼけ君っぽい。テサちゃんの淡いブルーの衣装はとても美しい。
デイビス&ホワイトは男性の身体の使い方がうまく、テサモアより安定感があったかも?と思っただけにデイビスの靴がボードにぶつかり店頭、男性も転倒で減点2は残念でした。
スケアメから連戦のLEFEBVRE&MARKOV、男性の開襟タキシードはポリシーなんでしょうか。あまり彼らの表現はすきじゃないです…。
同じく連戦のミハエロワ&セルゲイフ、ズーリンさんのお弟子だったんですね、女性が非常に見目麗しく、華やかで艶やかなんですが一歩間違えると下品にみえかねない…。ナフカみたいになってほしいな。
女性のステップが途中でぬけたらしい(宮本さんが指摘。わからなかった;)んですがTESでは3位。上半身の動きがとてもワルツにあってました。
アレキサンダー先生のお弟子さん、かわいこちゃんのプラトノバ&マキシミシンは僅差ですがPCSでミハエロワ組おさえて4位。びっくり。
スケアメでも思いましたが、ミハエロワたちのPCS低くないですか〜?
ちなみに今回からBS朝日は現地派遣ナシ?低コスト放送ですこぶる快適にみれたんですけど、2位のファイスカは華麗にスルー。どうして。

  • ペアSP

1 Dan ZHANG / Hao ZHANG CHN 69.54 39.42 30.12 7.70 7.25 7.65 7.55 7.50 0.00 #5
2 Valerie MARCOUX / Craig BUNTIN CAN 58.14 32.46 26.68 6.85 6.30 6.70 6.70 6.80 1.00 #8
3 Rena INOUE / John BALDWIN USA 55.20 30.68 24.52 6.55 5.95 6.00 6.20 5.95 0.00 #3
4 Elizabeth PUTNAM / Sean WIRTZ CAN 53.82 29.82 24.00 6.00 5.70 5.95 6.10 6.25 0.00 #2
5 Tiffany VISE / Derek TRENT USA 49.50 28.30 21.20 5.55 5.05 5.20 5.45 5.25 0.00 #9
6 Angelika PYLKINA / Niklas HOGNER SWE 47.02 26.90 21.12 5.60 5.00 5.20 5.45 5.15 1.00 #6
7 Kendra MOYLE / Andy SEITZ USA 46.38 27.02 20.36 5.30 4.75 5.10 5.25 5.05 1.00 #4
8 Jessica MILLER / Ian MORAM CAN 44.58 25.50 20.08 5.25 4.80 5.00 5.10 4.95 1.00 #1
9 Rumiana SPASSOVA / Stanimir TODOROV BUL 39.08 21.72 18.36 4.80 4.45 4.55 4.65 4.50 1.00 #7


ジョンはおしおき決定。せっかく課題の2アクセルソロジャンプに成功したのにスパイラルで前のめりになり両手をつきます。
スロー3アクセルは飛べましたがオーバーターン。デススパイラルバックアウトって難しいんでしょうか、全員苦戦しているように見受けました。
テレ朝の魔法でスパソバ達放送あるか?と思ったけど、なく(笑)
去年ジュニアだったスウェーデンのペア、ロシア出身の女性がロシアンエッセンスをいかした美しい動きをするのに、男性がタカアンドトシ(お笑い芸人)のボケのほうにそっくりで残念な二人が印象的。オリエンタルな衣装&選曲で盛り上がりがないようにみえますけど、もうちょっとみてみたい二人です。女性がウソワさんみたいなんですー。美人ー。
ジャンジャン、今季からは彼らが基準になるんだろうか。すごいですね…。3サルコウソロジャンプ、スロー3ループ、高い高いツイスト、男性が難しい体勢の女性を軽々と持ち上げるリフト…と何もかも完璧に、しかし余力を残す演技で69点のハイスコアでPB。それってどうなの。
スピンの難度があがってます、男性が柔軟になって、なんだか本当に雑技団みたい…。スペインかどうかは微妙。(井上のほうはもっとスペインらしくなかったけども)
マルブンは男性がジャンプで転倒。しかしキャンベルの時点でそれなりの演技ができていましたので(これは去年からの引継ぎなのかしら?)今回も無理のない演技ができてました。りんごとさくらんぼと何かと何かの曲(おい)ここより二番手のほうがすきだけどなー…。

  • 女子SP

1 Yu-Na KIM KOR 62.68 37.84 24.84 6.45 5.90 6.30 6.25 6.15 0.00 #1
2 Fumie SUGURI JPN 58.52 30.84 27.68 7.10 6.75 6.85 7.05 6.85 0.00 #12
3 Susanna POYKIO FIN 57.62 30.98 26.64 6.90 6.30 6.80 6.80 6.50 0.00 #7
4 Alissa CZISNY USA 56.12 29.60 27.52 7.00 6.60 7.00 6.95 6.85 1.00 #9
5 Joannie ROCHETTE CAN 55.60 28.68 26.92 7.05 6.45 6.65 6.80 6.70 0.00 #4
6 Mira LEUNG CAN 52.14 29.50 22.64 6.00 5.55 5.55 5.70 5.50 0.00 #11
7 Binshu XU CHN 48.82 27.94 20.88 5.70 5.05 5.20 5.20 4.95 0.00 #5
8 Lesley HAWKER CAN 45.02 23.34 21.68 5.95 5.00 5.55 5.35 5.25 0.00 #2
9 Tugba KARADEMIR TUR 44.14 23.10 21.04 5.40 5.00 5.25 5.40 5.25 0.00 #8
10 Katy TAYLOR USA 43.16 21.84 21.32 5.65 5.10 5.40 5.30 5.20 0.00 #10
11 Yoshie ONDA JPN 43.16 20.72 23.44 6.15 5.65 5.75 6.00 5.75 1.00 #6
12 Alisa DREI FIN 40.46 19.50 21.96 6.00 5.25 5.30 5.55 5.35 1.00 #3


ちゃんと放送みました。

ユナは表現力があるけど、この曲はあってるのかなー。でも大人っぽい。PCSは低め。ごてごてした詰め込み演技が必ずしも表現力があるっていうわけではないってことですね。ちゃんとスピンもスパイラルもできてるし、ジャンプも正確、軸が細い。シニア初参戦で一番滑走、なのに堂々とした演技でした。ムーランはあいそうですね。
すぐりさんはまだ3割だそうですけど、去年とは偉い違いです(涙)2アクセルのランディング以外はいい出来。ユナよりも見ごたえがありました。
滑り込んでいくうちにステップにもっと説得力がでてくるでしょう。そしたらラストでもっと盛り上がれる。
スピンもスパイラルもレベル4をとれる構成に。コンイネーションスピンの最後のバックスクラッチスピンがボレロとどう溶け合うか…それがちょっと微妙かな。


ロシェットはサンドラ・ベシック振り付けですって!うらやましいな。曲はジミヘン。オープニングの動きがいいです。バックの多いスパイラルが個性的。そしてステップがロックっぽい。このひとピンク好きなのかな。髪をおろしているのでレイバックスピンしにくそう。所々ギターをひいてるようなそぶりもあってキュートです。最後のジャンプ、ステップからのルッツだけもったいなかった。2半くらいでおりてきちゃった。
恩田さんの春の海は決まるといいプログラムになりそうですけど、失敗するとのりにくくなって、一気にせつなくなりますね。お雑煮がたべたくなりました(笑)回転不足の着氷は珍しい。見せ場なのにもったいない…。Y字スパイラルできるようになったんですね。ストローク練習の成果か、コンビネーションの処理のしかたが綺麗でした。
ポイキオはすごい衣装ですね。派手なマダムみたい。上半身の動きが少なかったけど、全体的によく滑ってました。流れのあるスケーティングがみていて気持ちいい。ランディングなんて重力がないんじゃないかしらって思った。ビールマンにも挑戦しましたが、回転不足…。がんばれー。
シズニーは去年から続行のジェシー・クック。昨年の優勝者でしたね。昨年後半からJOまでよくなかったんですが、調子を取り戻していたみたいでよかった。ルッツの転倒以外はよくまとめました。スパイラルはせっかく綺麗なのにあっさりですよね。手を使ったり、オリジナルポジションしたりするともっと引き立つかも。世界一のビールマンスピンとのクレジットでしたが、さすがでした。サイドウェイズから速度が速いのにビールマンになっても一定。I字スピンでも4回転くらいしてましたね。笑顔がみれてよかった。


あと気になったのは中国のBinshu XU。振り付けにルー・チェンが。片手ビールマンが真央よりうまいかもしれない…。総合的になんでもできる選手。清楚。小さな選手ですが、スパイラルがとても綺麗です。

    • アルバンSP

禿山にハチが大挙してきてキャー!って感じなんだろうな。曲構成を無理やりに消化してみると。
ダイナミックな3アクセル、身体で飛ぶ!って感じの3フリップ3トゥ。3ルッツ後にはガッツポーズいただきました。
シットスピンで上半身を倒すときどうしても背中がまるまってしまう…これが残念。
身体ものびてないしスケートセンスがないけどどーでもいいやろうがい、みたいなことを解説のオッチャンがいってます。
滑っていて楽しさがにじみ出てますよね。藤森さんが彼を評するために苦肉の策として「キャンデロロみたい」といってたけど、私はローラン・トベルみたいにみえた。(どっちもどっち?)顔をつきだして滑るところとか。これモロゾフ振り付けだったんですねー。アニックさんも大喜び。よかったねー。

    • ボロノフSPとLP

SPはラフマニノフ協奏曲第二。彼はアルバンに対して本当に足が綺麗に伸びるわ滑りは上品だわで本当に同じ氷で滑ってるのかと思った(笑)
コンビネーションジャンプは3フリップ(重心が内側にきてバランスを崩しながら着氷、よってセカンドジャンプが)2トゥ。3アクセルも着氷がのびませんがなんとかおります。飛び方は綺麗なのにな。最近珍しくなった単一姿勢キャメルキャメルの足換えコンビネーションスピン。最後ドーナツにしようとがんばってる。そしてステップからの3ループ。ちょっとステップ少ないかもなー。
メリハリが去年よりできてきました。最後のストレートラインステップは上半身の動きがあまりみられなかったけれど…サーキュラーステップとその後のイーグルはとても綺麗。
LPはPearl Harbourのサントラより。3アクセル入った。彼は4とぶのかな。そんな構成(すいません無知で)。今回は3でした。
本当にムーブインザフィールドがきれい。スローパートによくあってます。その流れで2度めの3アクセルはオーバーターンしちゃいました。タッチしたのかな?2トゥつけて乗り切る。
彼のフライングスピンは飛んですぐAラインスピン(っていうんですかね、サンデュがよくやるやつ)になる、不思議なエッジ使いもします。このひとおもしろい。バックエントランスキャメルからのドーナツスピンはあんまり綺麗じゃなかったけど、全部同じようなものにしないという意識、格好イイです。
あとはスタミナですね。ジュニアからあがってきて一番つらいのはここでしょう。そうすれば後半のジャンプのランディングや質などもよくなるはずです。私はアルバンよりこっちのほうがすきでした。まー、難しいですけど。

    • ケビンLP

蛍光グリーンの手袋…。イキったスピードスケーターみたいな衣装。やっぱり彼は疾走感あふれる曲のがあってると思います。その中のスローパートで俳優になるんだ彼は。
4トゥ予定は3に。3アクセルはダブルに。3フリップ3トゥ2プールは流れといい素晴らしかったんですが、続く3ループがダブルに…。
でもジャンプと音がよくあってました。サーキュラーステップおもしろいですね。逆回転だけど違和感なくみれました。手拍子したくなる。
ただスピンがちょっと乱暴にまわってるかな。バックインエッジとか使ったりしてるんですけどね。そこで後半もうひとつ盛り上がれればいいんですけど。

    • ペシャブルOD

ブエノスアイレスからこんにちは。この二人のODはいつもリゾート気分。でも今回はしっとりとモダンに。スピードがあっていいです。スピンに入っていくときの勢いがすごい。ポジション変更でその勢いがなくなっちゃうのがちと物足りない。
ミッドラインのステップはあまりタンゴっぽくなかったかも。リズムだけで進みます。ツイヅルですこしばらつきが。
男性がシット姿勢で膝に女性の腹部をのっけるストレートラインリフトが今季の流行ですか。
膝下の足の動きがよくコントロールされてました。衣装がきれいでした。(どこも踊りが似ていて総評ってこんなもの)

    • カーズOD

今日も姉さん気合の背中出し。弟くんが日に日に男前になってますね。要素に入るまでに雰囲気を作って、身体と会場を暖めてからテンポアップ。そのステップが一番素敵でした。曲は2部構成、今季からステップで一度戻ることが許されたのでそれをいかんなく使ってます。
男性完全ノーハンドのストレートラインリフト、女性ドーナツポジション&男性が片手で持ち上げるローテーショナルリフト、3度姿勢を変化するスピン(女性シット、男性キャメルで男性の足の下から女性の顔がこんにちわするスピンって「ダンス」なの?)、要素の最後に一番難しいであろうミッドラインステップをする…。ミッドラインステップは好きです。あとは、技術技術しすぎててげんなりしてしまいました。
リフトでタイムオーバーをくらって減点。

    • マシュザボODとFD

女性が男性の足に足を絡ませるのがうまい。足が長いのねー。ミッドラインのステップはミラーから。ツイヅルは伸び幅があってないです。
彼女のレイバックは綺麗ですね。同じポジションなのにどうしてかな。スプレット姿勢のローテーショナルも下品にかんじません。
最後の姿勢が格好いいです。静かなる情熱ってイメージ。このひとほんとに10代ですか…!?
FDはマキシムセレクションより。冒頭のリフトがいいですね。女性の笑顔+男性が膝をつくという独創性。首絞まらないかしら?汗
二人の足首のやわらかさがよくわかります。急で深いカーブを描いていく規定外ステップすてき。
女性のアラベスク姿勢もきれいだわ。フリーレッグきれいだわ。
でも最後の激しいパートはあまりすきくないです。とってつけたみたい。そっちのほうがローテーショナルリフトがよくあってますけども…。