ジャパンオープン・ガラ

どうしましょう。もう来て良かったと心の奥底からおもいました。あるひとのせいで途中の選手の記憶がいくつか飛んでます。ご了承を。

この日時間おしてたので本当に7時からはじまるのかと疑心暗鬼してたら本当に7時からはじまる。そのためギリギリ入場でした。はいはい学習能力ないッスよ。
演目順を携帯でとって(ブレてた、意味ナシ)チケットを貰っていただいたお隣のひとにご挨拶しまして、すぐ始まる。

オープニングから飛ばす飛ばす。端の席だったので(でも前から2番目だった。うふふふふ)どこみていいかわかんなかった。だいたいが2人ずつでてきたのに荒川、ヤグ、ランビは一人ででてくる特別扱い。

舞@
キスクラにも顔をだしていた舞ちゃんがオープニングで登場。曲はアランフェス。まー本当に所作が美しいとはこのことですね。スパイラルはポジションもですがエッジ使いがイイ。本人が得意だっていうのもわかります。ビールマンをはじめとして難しいスピンもいくつもやっていましたし、それが栄える選手だから、来季期待しちゃう。

なべきど@
アナスタシア。このリンク小さいとばかりに深いエッジワークで魅了させてくれました。今回特に女子シングルは若い選手ばかりだったので、渡辺さんの大人の雰囲気、そしてカップル競技でしかみられない難しいリフトの組み合わせ、とても印象に残りました。でもこれいいかげん見飽きたっていったら失礼ですが、コンポティション時と同じだったのがちょっと残念。

シズニー@
つーわけであまりおぼえてないんですが(ひどいですねすいませんね)今回もスピンだけでひきつけます。赤い花がたすきがけになったような衣装がかわいかった。男子は全員アンコールあったのに女子は日本人だけだったねそういえば。

エマ@
ジャスティン・ティンバーレイクのlike I love you。ちょっと前のエキシビションですね。何着ても似合うのでそして途中で脱ぐので、とてもエキサイトしました。肩を上下にゆらせて踊るの上手い。アンコールでは久々にみましたバレエなエマ。スパイラル、膝をおったイーグルは本当にバレエダンサーそのもの。

コルピ@
宇多田ヒカルの曲。思わずおお、とおもった。たしかに即興感はいなめませんが、スローな曲にあわせたスケートがとても綺麗で、照明が金髪に栄える。ブルースコレクションよりこちらのほうがよっぽどよかったわ。

高橋@
ボーカル入りロクサーヌ。まだ滑りこめてないのか所々荒いステップワークが、その掠れた歌声にマッチしていてとてもよかったです。音楽構成もいいし、歌詞にあわせてムーディに手を使うのがよいです。アンコールではドーナツスピンを披露、これで戦うのね。

美姫@
I believe。前を二度ほど横切りましたがとてもいい笑顔でした。ジャンプにもキレと高さがありましたし、スピンもよかったです。この曲はよほど思い入れがあるんでしょうね。アンコールの4サルコウは不発でしたが、この調子だと来季は期待していいですよね。ね。

バトル@
ジェイムス・ブラント同盟。high。元の曲をしっていても「彼のために作曲されたんじゃ」とおもうくらいスケートが音楽と溶け込んでいて完全に同化してました。なんであんなにイナバウアきれいなの。リンク横断してました。アンコールではショートの「sing sing sing」をほぼ完全に披露。最後のアピールシーンあったけど、これ放送するのかな。してほしいな。カメラにこんにちわしてました。(当方頭しかみえず)

ロシェ@
はい、すいません。白い衣装でしたがマドンナではなかったです。

本田@
LOVE日本語版。Lを指で作るのがかわいらしい。中盤みせるバレエジャンプがTOIのときよりよくなってました。今回男性陣は示しあわせたように黒い服ばかりでした。除くランビの袖ヒラヒラ。

マイヤー@
彼女もですが女性陣の赤い衣装も多かった。そして全体的にラテンな曲が多かった。なぜ。

ランビ@
ジャイムス・ブラント同盟。you're beautiful。放送禁止用語アリバージョンなのに口ずさみながら、もう完全に楽しんでます。(笑)最強の笑顔みせてくれました。そして最強のスピンを目の前でやってくれました。みてるほうが目がまわりそうになりました。何この速度。バリエがいっぱいあるのに全然減速せず。

真央@
フィリッパ・ジョッダーノのハバネラ。前のエキシビションですね。服がまた変わりました。あいかわらずおぼこいです。なのにひょうひょうと難しいスピンやジャンプをいれるからすごすぎ。片手ビールマン時、空いた手をひるがえしてフラメンコな動きをするのが素敵でした。

ヤグ@
さあ、メインイベント。
まずはSWAYを。今回は座席状況的に完全に陸上で踊れてませんでしたが、本日のラッキーガールがうらやましいことうけあい。上半身と下半身がまるで別の生き物のように動いてました。あれだけのステップや足に乳酸がたまりそうな動きを盛り込んどいてアンコールにウインター。
隣の方と「仮面みたんだからウインターもみたい」的な話をしただけに、あの衣装で姿をあらわしたときは衝撃的でした。その瞬間もう怒号のような歓声と黄色い声。胸が高鳴りました。
氷をなげかけ、あのステップをし、スピンやジャンプも決める。特に最後のステップは切れ目があるたびに歓声。もう素晴らしかったです。

荒川@
そんなヤグを押しのけたトリをつとめるトリノの女王。彼をこえるにはもうトゥーランしかないっしょという会話をしただけにyou raise me upはちょっとショック。アンコールのアヴェ・マリアもちょっとだけ、さすがはプロ、安売りはしないってことですね。もうおなじみとなったイナバウアーを二度、フィナーレもあわせて三度もやりました。

はいはいー。フィナーレですー。
エマ・シズニーという二人の逆回転選手がいるのでそこをいかした左右対称な演技が光りました。エマとバトルは見た目も全然違うのに、ステップ⇒スピンと鏡のようにピタリとあっていたので感動しました。
ランビは女性陣二人を誘惑しはべらしてました。えろすえろす。あんたがうらやましい。(笑)そして音楽によくあったスピンは相変わらず高速。ちなみに団体での踊りはランビが一番近く、その肩パットまでおがむことができました。あんた何年前のひとだ。
そして最後照明が落ちてからも踊りつづけていたエマにダンサー魂を感じた。もう後姿まで絵になる。

というわけで、ガッツリ元はとれました。2時間があっという間におわりました。
これだけ濃いメンツが揃うのはなかなかないでしょう。東京での世界選手権が今から楽しみになってきた一日でした。