ジャパンオープン・コンペティション

結果はこんな感じ。
http://www.tv-tokyo.co.jp/figure/result/index.html


私遅刻しました。
第一滑走ヤグーディン。
駅から先日更新された100メートル世界記録を超える勢いで死ぬ思いでたどり着いて、
会場の雰囲気を味わうこともなく着席したら男子の6分間練習でした。
ギリギリセーフ。
TVで今みてるけれど、なんか全体的に男子汚い。バトルは綺麗に髪をそめて、本田は髪を切って、大輔は髪きった上にひげをそって、ゼブラーマンは…もうそのままでいいです(笑)でもなんかもっさりもっさりしてるわ!女子はきれいどころいっぱいなのにね。

ヤグ@
グラディエーターだとおもったら、なんとやってくれました仮面です。新採点法にのっとり、シットからチェンジエッジしてのキャノンボールスピン二つ。ルッツ以上はなかったけれど、3フリップ3トゥをとび。後半バテバテでサルコウ失敗し、得意のポーズで失敗したりしたのに、それでもこけるものかと最後まで踊りきりました。ダイナミックなステップと演技力は現役時代そのままでした。おつかれさま。なかなか点がでずピカチュウとたわむれたり、その後もサポートしまくり。そこもなける。

本田@
あとはみんな今シーズンのプログラム。本田は3アクセルに二度挑戦し、コンビネーションジャンプもきめました。演技前ヤグと再会の握手とハグ。もー、それだけで涙でてくる。この人もコケなかった。ここもステップいい。効果的に使ったイーグルと、サーキュラーステップは流石。でもやっぱりヤグディンと構成がにてる。もーろーぞーふー。高橋@ラフマニノフも初期はよくコーエンと似てるとばかりいっていたけれど。

エマ@
4トゥ、3アクセル3トゥコンビネーションに挑戦。すっごいよ!失敗したけど偉いよエマ!この人のおかげで「本気ださなきゃいけない」雰囲気になりました。表情、指の使い方、なにげないつなぎのステップ、身体のライン、センスも良いし、もしかしたらGPFよりよかったかもしれない(笑)もっともっとPCSだすべきだとおもった。そして点数がなかなかでず、はじめはピカチュウとたわむれ、そこにミュウがやってきてバトルするのーと一人で人形劇をする。そしてヤグディンが違う人形をもって突撃してくる。やりたい放題。それくらいなかなか点数でなくて観客側までも心配させやがって運営。そして放送でカットしやがってテレビ東京

ランビ@
んで散々待たされてたランビ。ヤグがティッシュ差し出すくらいピリピリしてた。リンクは寒いのよ。そのせいか、やっぱり膝が悪いのか、ジャンプで二度転倒。こちらも3アクセルはなかったけれどキレイな3ループみれたし、何よりクワドに挑戦したのに…。最後はバテてしまいスピン、ステップが遅れてました。ぜったい許さないわ運営!…とその思いをくんだのかPCSがガンガンでてご機嫌取り。キスクラで結果がでるとヤグディンとマイヤーの肩をだきよせ(うらやましい)とってもご機嫌そうでよかった。8点台まであとわずか。

高橋@
転倒はしたけれど4回転もなかったけれどうまいこと滑りきった。もう完全にこの曲は大輔のもの。ジャンプもつまずいたりステップアウトだったり小さなミス多かったけど決して悪かったわけではありません、3アクセルやルッツのコンビネーションを決めました。最後のステップは勿論、サーキュラーもいいし、何より最後のレイバック姿勢がはいったスピンが美しかった。回転軸も速度も良い。あんなに身体かたかったのに…。素晴らしい。しかしキスクラの「あーしんど」で全ておじゃんです。もう、おもしろいひと。

バトル@
トリを飾るのはバトル。転倒があってTESは伸び悩みましたが、サムソンとデリラはやっぱり名プログラム。ひとつの物語をみているようでした。クワドは3回転におわりましたが、難しいジャンプをきちんとおりました。途中途中にはさんだイーグルだったりイナバウアだったり、スピンだったりの脚使い、ポジションが完璧で、スケートも本当にきれいで、このリンクに収まりきらないんじゃないかってくらいのスピードがでてました。


ここで小休憩、製氷のあとになべきど&荒川がEXを披露。


シズニー@
女子の一番手は彼女。代替出場だったからか、ずーっと調子悪いのひきずらないといいんですが、ジャンプでのミスが目立ちました。しっかしまあ何度もいいますけれど彼女のビールマンスピン、そこまでもっていくバリエーションはすさまじく美しい。スパイラルにしてもひとつひとつの姿勢、身体のラインが綺麗。バレエやってたというのもうなずける。中盤はルッツやフリップのコンボも入りました。

コルピ@
3トゥ3トゥに挑戦!抜けた箇所もありましたが質のいいトリプルジャンプもってます。くせっぽいブルースをくせのないスケートでするする滑っちゃったので、面白みにかけました。足を上げるスピンももっとながく維持してほしかった。もったいないなー。美人なのだしそれこそクラシックな曲をすればPCSももっとでそうなのに。キスクラでランビ(社長座り)に何かいわれたのか「私も派手に両手ついてジャンプおりたのにディダクションされてないわ(四回転の判定は厳しいのね)」みたいなこといってた。

安藤@
衣装かわった。なんだか今回も蝶々夫人っぽくない、それこそブルースコレクションみたい。3ルッツ3ループ成功。それにつきます。後半は転倒もありましたが、スピンがすごくうまくなりました。頭のレイバックからビールマンへのスピンは数あるビールマンへのバリエーションの中で一番好き。これはずっと続けてほしい。ステップや表情、あと口に手をやったり手を組んだり蝶々夫人らしい「かわいらしいしぐさ」がたくさん振付けられているのだから、そこを生かしてほしい。

ロシェ@
バトルの応援したい病発生。ひときわ大きな声援がとぶ。頭のジャンプで転倒したけれど、そのほかはほぼ完璧。ミスを忘れさせられる演技&構成。ここには振り付け大賞をさしあげたい。後半の2アクセル3サルコウシークエンス、3ルッツ2トゥ2ループ、そこからのスパイラルは拍手喝采。生でみられてよかったです。とても強いスケートをする。そしてスタイルがめちゃめちゃいいですね。筋肉質な肩とか背中とかたくましくて素敵。PCSの評価はすべて7点台。オメデトウ。

マイヤー@
オフシーズンなのに全然太っていない、あのシルエットがまるわかりの衣装を着こなしていました。独創的なスパイラルやスピンのバリエーション、特にアプライトスピンはボレロの独特な音楽と情熱を表現していたとおもいます。あのデカい目でにらまれたらゾクゾクしますね、持ってるものをいかんなく発揮しています。ミスはありましたが3ルッツや3フリップ2トゥコンビネーション入りました。みんな偉いね。

真央@
その偉さの極めつけがこのくるみ。真央も衣装が変わりました。3アクセルを初めパーフェクトな演技。若干スピンの速度が遅く感じただけで、ポジションの多彩さと美しさ、ジャンプの安定感、中盤のループの3連続ジャンプも音とピッタリあっていたし、まるで空中を浮遊しているような軽やかなスケーティングといい文句のつけようがなかったです。ふわふわまおまお。


という感じで最後は真央がぶっちぎって優勝したジャパンチーム。
賞金をヤグにとられそうになったり、トロフィーが予想以上に重かったりとアクシデントにみまわれながらも、よくがんばりました。
つーかヤグはしゃぎすぎ。台の一番高いところにのるわ、賞金ひったくるわ、全員とうやうやしく役人握手しておまけにサンデュには微妙な微笑みをなげかけるわで最後はチームメイトに「おちつけ」とさとされる始末。がんばれ最年長。しかし真央の演技を見る目は真剣そのものでした。去年から何度も横からちゃちゃをいれるあたり、「育てたい」とおもっているのね。ははは、やれるものならやってみなさいー!