ダイアモンドアイス

こちら大阪。普段は閑散としている門真市なみはやドームに7000もの人がおしかけました。後ろから刺すような雨にうたれながら入場口はこみまくり。NHK杯よりも多かったんじゃないかしら?そりゃあグランプリファイナルのチャンプ、トリノ五輪のチャンプ、世界ジュニアのチャンプが揃い踏みなんですものね。それがすべて同じ国からでているっていうのだから感涙もの、そしてプログラムの値段が高騰しまくっているのも涙モノ。たすけて。
本田さんは元からこないよアナウンスがありましたが、安藤さんもこないそうです。名古屋では早くも新SPを披露したそうなので、みてみたかったな少し残念。
(思い出し書きなので滑走順などうそぶくことが多々あります。ご了承をば)
井上@
まず照明にあっけにとられてました。音もよく通るし、とってもキレイ。リンクサイドに無理くり席をつくっていたので、リンクが変形している部分があり、ピンスポット証明もあいまってジャンプとびにくそう。そんな中よくがんばってましたはるかちゃん。一発目だというのにほぼミスのない演技。小さい身体でビールマンスピンなんかもみせてくれました。
無良@
かわいいかわいい無良くん。なんとあの照明の中3アクセルに挑戦。世界ジュニアを経験して成長したんでしょう、その滑りのスケールが中学生にみえん。身体もおおきくなってきたんじゃない?
武田@
よかった!パンツルックが恐ろしく似合う。今年悲願の世界ジュニアに初出場→入賞、フリーだけでは3位という事実が彼女のスゴさを物語ってます。カルメンの「ハバネラ」をチェケラッチョ風にアレンジしたPGでその長い手足をおしみなく使った表現はジュニアにみえませんでしたよ。ジャンプやスピンの姿勢はもちろん、なんでもないステップが良い。
柴田@
王子様ルック、ふくらはぎ付近のひらひらをここまで着こなせる方もなかなかいません。ビールマンはいつものことですが、今日はいつにもましてスパイラルがキレイでした。来年からはシニア、大変でしょうががんばってー!
北村@
今季は世界ジュニアにはでられなかったけれど、この時期まで調子を落さずに元気な姿をみせてくれました。その小さな身体がリンクの上ではどうして大きく、年々頼もしく見えます。つーかファンションセンス良いわ。
舞@
新衣装、新曲?なんでも着こなす舞ちゃん。スローモーな曲にあわせジュニアとは思えない美しい滑りでした。ドラマにモデルに大変でしょうけれど、スケーター浅田舞をもうちょっとみせてくださいませ。
小塚@
かわいいかわいい小塚くん。(笑)いつもの曲、カーウォッシュにあわせて車をお掃除してくれました。最後の高速アプライトスピンは素晴らしい。最後の帽子を蹴り上げてキャッチ☆は二度挑戦してくださいました。
澤田@
2アクセル3回連続着氷成功。元気娘は今日も元気でした!練習状況が宙ぶらりんな中お疲れ様ー!という言葉もわすれてしまいそうなコンディション&笑顔でした。(笑)
都築&宮本@
いつものステッキ芸。シックで魅惑的なふたり、リフト以外もよかったです。所属が京都だったんですね(おい)演技終了後マイクをもった都築さん、引退を発表。まさかここで発表するとは思わなかった。演技後息もあがってるのに、その上涙をこらえきれないような声色にこちらももらいなき。最後は宮本さんから花束をうけとり、抱擁。長い間(ほんとうに長い間)おつかれさまでした。今後は先生として、スケート界に貢献してくださるはずです。
真央@
衣装かわりました。雨がやんで虹の彼方に真央ワールドー☆もう彼女にはミスなんてものは存在しないんでしょうね、休みなくショーに参加して、アンコールまでして、3アクセルをひょひょいと飛ぶ。ハイライトをたくさんもっているので、時間が短く感じました。やっぱりこの曲は真央ちゃんですよね。


休憩時間。雨はやみましたが、衣服はまだかわかず。わりとリンクから遠い席だったのに会場内ひえひえで濡れた所がつめたくなってクタクタ。フィギュアスケート見るの初めて!な人といったんですが、お互いに終始無言。ごめんね。


南里@
今季SPをみせてくれました。可愛い。振り付けは個性的だけど曲自体は単調なんですよね。万全な状態ではないのによく滑りきりました。来季も楽しみです。
太田@
待ってました。ほんとーに!長い間まってましたよー!サラ・ブライトマンアダージョにのせて彼女にしかできない演技。ジャンプは相変わらず苦手そうでしたが、ジャンプをおりたあと、さりげなくのばしたフリーレッグの美しさ、スパイラルやスピンのポジションなど、太田の世界を満喫。特にあのレイバックスピンは「世界一」でいいんじゃないかしら。リンク横断イナバウアーは控えめでしたが(笑)彼女の復活を心から祝福します。彼女がジュニア、四大陸で優勝したときから日本スケート界は大きくかわっていますが、彼女なら!と強く期待してしまいます。がんばれ!
中庭@
シャツ&パンツで今日は割とラフな格好だった。バシっとスーツできめた男前な彼をみてみたかった(笑)タバコはすわなかったけれど、大人の男の哀愁を背中で表現し、ダイナミックなジャンプをおりてました。ここから後の選手はさすがに慣れたもので、バシバシ高難度のトリプルジャンプをきめてきます。
渡辺&木戸@
オペラ座の怪人。デンコ達と一緒に練習してるだけあって(そういう見方をしたからかな?)リフトの難易度がぐぐっとあがっている。特にファーストリフト、木戸さんの肩に渡辺さんがのって、完全にノーハンドになってカーブするところとか。エッジも深くのっていますし、まだまだ成長するんじゃないかしら。とまだまだ期待させてくれました。
恩田@
今日も可愛いよしえちゃん。グッドシェイプでグッドジャンプをとぶ。四方に手を振ってその笑顔をふりまいてくれました。ワールドから帰国してスグだし、ただでさえ短い練習期間でこれだけのパフォーマンスをするなんて!とか評するのも失礼ですね、ここクラスの選手になると。
高橋@
今回は織田より前にでてくる。相変わらずこのひとのオフシーズンの髪型にはおどろかされます。別にいいんですが。なんでもない中盤のステップが大好き。あと冒頭の壁パントマイム。
中野@
こちらももう貫禄といってもいいような演技。全然ミスしない!頭(終盤にも同じことしますが)の片足だけで規定競技のようにエッジをかえ、重心をかえながらターンしていくところに彼女のうまさが集約されています。照明がとっても映えていました。
織田@
今回はフィガロの結婚。求婚シーンは笑いにうるさい?大阪でもウケてました。途中のフリップジャンプをとぶための前動作がすき。あとスピン、回転速度といいシットの腰掛ける深さといい、日本一です。
村主@
今回は座席が離れていたので、ボールを渡して、投げてもらってという動作。残念ながらまたしてもそのボールの中身はゲットできませんでしたが(笑)3ルッツ、3フリップを簡単にとんでくれます。3-3のコンボをはじめ、まだまだ進化する宣言をしたとか、それでも村主ならできてしまいそうだから末恐ろしい選手です。
荒川@
トリを飾るのはそれにふさわしい称号、オリンピックチャンピオンを得ました彼女。もはやおなじみとなりましたイナバウアーを今回は3度もやるなど、プロとしてお客さんが何を求めてるのかよくわかってらっしゃる。ジャンプなんてとばないでもいいんじゃないでしょうか。Y字ターンやキャッチフットスパイラルなど、壮大な曲をよくあらわしていました。そしてキレイ!!細い!!


で、今回の目玉はフィナーレ。まあ、だいたいそうなんですが。
男性陣は衣装をとっかえて登場。宮本さんは織田くんのフリフリフィガロを選択(するとおもった!)その格好で都築さんをリフトするものですから、後ろのお客さんがパニックになっていた。はいるのねその服。(笑)その宮本さんを軸とした年長者(中庭、高橋、南里?)4人組が「スカパーがやらねーばーだれがやーるー♪」のカトゥーンCMを真似てドコモダケを客席になげるというおもしろパフォーマンスを。なかなかサマになっている投球フォーム。よっぽど女性陣が始球式やったのがうらやましかったんでしょうね、特に大のホークスファンのあのひとは!
ゆかりちゃんと荒川さんが接触するハプニングもございましたが、大事がなくてよかったです。大事といえば、退場規制がしかれるほど人であふれた帰りの駅のエスカレーターがとまって地下深い深い鶴見線から地上にあがるのにとてつもなく苦労したことくらいです!
この模様は4月8日に主催の関西テレビで放送だそうです。そういえば大きなクレーンカメラがあった。すごいお金のかけようですね!このブームが一過性のものにとどまらずに、スケート界がホクホクになりますように。


追記:6日の朝刊をみて8日放送だったことを知る。(ほんとバカ)詳細はココよりもトラックバックしてくださった優しくも美しい方のブログにのせてあります。どうぞそちらに。