世界選手権06 カルガリー

旅行にいってました。帰ってきて世界ジュニアを録画失敗していることがわかり硬直してしまいました。それでもメゲずに生きようと思いました。にしても、Jスポ合併&改編でややこしいことになってますね。果たして、ジュニア・ペアの再放送の再放送は来年にやるのかしら。

まず総括。
非常に興味深く、おもしろい大会でした。
開催地かカナダってこともあり、お客さんがわかりやすい(笑)いい演技には最高の賛辞を、地元選手には大音量の歓声。
それにつられるかのように、五輪後大会恒例の「微調整世界選手権」はとてもいい感じでした。すこし機械的に感じた部分もありますが、プルシェンコスルツカヤなどなど前大会&五輪メダリストがスコーンといなくなってもつまらなく感じないとても有意義な(ひいきの選手がメダルをつかんだっていうのもありましたけども!)、過去と未来が交差する大会でした。
ですがミスも多く見受けられました。ドイツペアのディダクションはタイムオーバーによるものですが、それよりもジャンプの3トゥ(男性ステップアウト)3トゥのシークエンスが単独でのカウント&ザヤックルールで後ろの3トゥを別のコンビネーションジャンプとしてみなされさらにノーカウント、次の2アクセルは評価されずという恐ろしい採点が下されました。日本でも織田の3アクセル単独を二度とぶという判断ミスがとりあげられましたね。そこを厳しくチェックするわりには「美しくないジャンプのとびかた」「回転不足」は甘め。全体的にPCSは上はそんなにのびず(8点台がダンスでしかでないという結果が物語ってますね)、しかしながら中級層の押し上げがきいてつまっていき、それが今大会白熱した一因かもしれません。もっともっと、採点については突き詰めていってほしいと思いました。
自分はESPNとユーロスポーツを駆使してみてたんですが、日本アナウンスでは本田さん解説が活躍していたようで。テンパりながらもしみじみと男子選手に贈る賛辞。特にバトルの解説は涙なくしてはみれませんですね。しかもよくないバトルだったし。こっちではあまり放送がなく(笑、えない)女子の八木沼じゅんじゅんとの解説をきかせてもらいましたが、このタッグはTBSのやまと&みどりと切磋琢磨してほしいですね。笑