女子LP
1 Kimmie MEISSNER USA 129.70 69.47 60.23 7.61 7.25 7.71 7.50 7.57 0.00 #20
2 Fumie SUGURI JPN 119.15 58.86 60.29 7.68 7.25 7.57 7.61 7.57 0.00 #21
3 Elena SOKOLOVA RUS 116.87 58.93 57.94 7.21 6.96 7.43 7.29 7.32 0.00 #23
4 Sasha COHEN USA 114.67 54.32 61.35 7.64 7.43 7.64 7.75 7.89 1.00 #19
5 Sarah MEIER SUI 109.96 57.21 52.75 6.71 6.36 6.71 6.61 6.57 0.00 #16
6 Yukari NAKANO JPN 108.24 53.09 55.15 7.00 6.71 6.96 6.86 6.93 0.00 #24
7 Emily HUGHES USA 104.84 53.35 51.49 6.50 6.29 6.46 6.50 6.43 0.00 #17
8 Joannie ROCHETTE CAN 103.75 48.46 56.29 7.00 6.89 7.07 7.11 7.11 1.00 #22
9 Susanna POYKIO FIN 102.65 49.77 52.88 6.75 6.39 6.64 6.64 6.64 0.00 #18
10 Kiira KORPI FIN 97.89 47.79 50.10 6.39 6.07 6.25 6.29 6.32 0.00 #14
11 Carolina KOSTNER ITA 97.86 46.07 52.79 6.79 6.46 6.46 6.71 6.57 1.00 #12
12 Yoshie ONDA JPN 96.58 51.50 45.08 6.04 5.46 5.57 5.57 5.54 0.00 #13
わあああああああああああああ（AA略
マイスナー＠
3ルッツ3トゥ、3フリップ3トゥ、演技の最後のジャンプに2アクセル2トゥ2ループという女子がするジャンプとしては最高レベルのものを全ておりきり（トゥはトゥでもトゥアクセルですけれど）すばやいスピンとキュートな笑顔で初出場、二位と10点近く差をつけ初優勝を飾りました。決してジャンプに高さがあるわけではないのに…。まだ伸びしろがあるのが恐ろしい。相変わらずPCSはですぎだと思いますが、今日ばっかりはSS、PEはしゃあない、観客が最後のスピンの途中から立ち上がるという歴史的な夜になりました。最終組唯一の”ほぼノーミス”。新採点法のジャンプ至上主義の恩恵を受けPBを20点近く更新しました。
村主＠
誰かの大喝采の演技後にでてくるのはいつの彼女のような。3ルッツ2トゥ、3フリップは高さもあってよかったです、しかし苦手のサルコウジャンプがダブルに、足換えコンビのシットスピン→キャッチフットをここに、そして五輪から挑戦しだしたドーナツ…まあ、よくなってきてますね。2度目のルッツ、3フリップ2トゥのコンボはフリップが両足着氷、スパイラル、ステップはなんだかお客さんをおいて疾走してました、精神的にギリギリだったんでしょうか。それでも神様はいるもので、ミスはありましたがなんとか二位にふみとどまりました。今までで一番いい色のメダルオメー！
ソコロワ＠
SPのとき痩せたかと思ってましたが、そうでもなく（笑）前の衣装のほうがいいよ、いくらスタビと判別がつかなくても。練習では3-3もとんでましたが、頭のジャンプは3ルッツ2トゥ2ループは素晴らしい高さでした、が、続くフリップはダブルに、しかしミスといえばこれくらいで、3サルコウ、3ルッツ、ドーナツスピン、少し回転が遅くスパイラルに出遅れますがなんとかカバー、3ループ2トゥ、3トゥ、そしてロミオステップ、2アクセル2トゥ、そしていろんなエッジで回ったスピン…技術的には申し分ございません！思った以上にPCSがからかったけれど、ニュー・ソコロワ第一章（ですよね！？）としてはなかなかの幕開けだったんじゃないかしら。
コーエン＠
ワンミスくらいの出来ならどうなってたかはわかりませんでしたが、オリンピックで銀をもぎとった演技でもマイスナーには勝てなかったでしょうね。3ルッツ2トゥはぎりぎりオーバーターン免れる、3ループ、3フリップはキレイに着氷。やっぱりシットからのバリエーション、レイバックのバリエーションの多さ、美しさはピカイチ。二度目のルッツは両足着氷でステップアウト、3トゥでも手をつき、2アクセルはランビ着氷（両足着氷なんだけど片足はヒールでおりる）サルコウでついに力つき転倒。ステップは両方ともいいだけに残念すぎる結果でした。
マイヤー＠
最初のコンボのルッツジャンプにはダブルになりましたが、そのほかのジャンプはまずまず決め、上達したスピンで魅せてくれました。手の使い方がうまい。常に笑顔で楽しませてくださいました。それともこわばっていたのかな？なにはともあれかーいいので応援します！
中野＠
やっぱりこわばった表情。いつもより硬い身体。てな感じで、3アクセルは2アクセルに変更。ちょっと音とあえてない箇所がいくつか。ルッツのコンボは着氷でバランスを崩しますが、シットのバリエーションをさらにふやすなど、努力のあとがたーくさんみうけられました。フリップは身体が斜めだったんですがおりきります、そしてループがダブルに、3サルコウ、続く3トゥ2トゥ2ループをキレイに決め、最後のフリップは予選に続きミス、ステップアウト。しかし最後のスピンはとてもよかったです。初出場で5位、素晴らしい結果です。
ヒューズ＠
あのアグレッシブな姿勢が姉妹なのに全然違う、お上品すぎるくらいお上品なサラよりすき。3フリップ2トゥ、SPで失敗したルッツはまたも抜ける。しかし二度目のルッツからの2トゥ2ループコンボ、2度目のフリップは若干着氷に乱れますがOK。この若さで貫禄というか、凄みがあります、非常に身体が柔らかいので、レイバックからのバリエーションだったり、シットスピンの深さがとてもいいです。PB更新おめでとう。
ロシェ＠
LPはとってもスキ。しかし今日は大歓声にのまれたのかいい出来とはいえませんでした。頭の3トゥは回転ギリギリで着氷、次のコンボ予定のルッツで転倒、ループはシングル、スピンも片足アプライト姿勢でグラグラしてた。3サルコウはとてもキレイにきまりますが、二度目のルッツも途中で身体が開いてしまいます、レイバックスピンはとっても素敵。3トゥ2トゥ2ループのコンボを根性で決め、クライマックスのスパイラルはカーブが浅く表情も精一杯、2アクセル3サルコウのシークエンス、最後のスピンはよかったです。もうちょっと早く立て直せたらよかったんですが、やはり3度ともうまく滑れる人なんていないってわけですね。
ポイキオ＠
いつからかは記憶にないですが、よくないポイキオが続きます。3が2になったり、スピードがなかったり、今季は苦戦してますね。それでも3フリップ2トゥ2ループコンボをいれたり、3ルッツ2トゥをきめたり、万全ではないなりに押さえる所は押さえてました。もうちょっとスピンの回転が速ければいいんですけれど。残念ながらロミオとジュリエット度はコーエンに軍配があがったです。
コルピー＠
びっくりするほどの美少女。SPはよかったんですがLPはあまり好みではなかった。SPでは3トゥ3トゥに成功しましたが、今回はシークエンスになりました。そのあとのルッツがシングル、スピンにも余裕がなく、まだまだ若いな…（何様）という雰囲気ですね。それでもフィンランド勢に珍しくジャンプが得意なのは今後役立つでしょう。3ループ2トゥ2ループの連続ジャンプはシビれました。ステップでディープエッジでぐいぐい魅せないと、ブルースメドレーみたいな単調な楽器での曲は難しいですね。バレエの曲をやってみてほしいな。
コストナー＠
本当にかわいい衣装ですね。出だしの3フリップ3トゥの予定が2トゥに。続くルッツもダブル、ターンからの3ループはステップアウト。工夫のこらしたスピンで持ち直すかな？と思っていましたが、そうそううまくいかず、2アクセル3サルコウのシークエンスは3サルコウが両足着氷、ステップからのループは回転不足の上よくない形での転倒…長い手足とよくすべるスケートVS北米サイズのリンクって感じになってしまいました。
恩田＠
第3グループ第一滑走、その緊張か調整不足かはしりませんが、SPよりもスケートにダイナミックさがみられず。スピン、スパイラルは苦戦。普段カナダで練習しているんですよね？ならリンクも問題ないと思ったんですが…。3フリップ2トゥ2ループは完璧、続く3ルッツ2トゥもプラス2くらいあげたいくらいの高さです。3ループでステップアウト、二度目の3ルッツは問題ありません、3ルッツはランディングでバランスを崩す、2アクセル3トゥのシークエンスはトゥループがステップアウト…とまあボロがでてしまいました。表情も精一杯な感じ。しかし演技終了後は笑顔をみせました。「やりきった」のかな。もうちょっと基本技術をしっかり叩き込むともっともっと伸びそうなんですけれど…。東京までやるらしいですし、スーパー恩ちゃんをもう一度。
総合順位
1 Kimmie MEISSNER USA 218.33 2 5 1
2 Fumie SUGURI JPN 209.74 1 2 2
3 Sasha COHEN USA 208.88 3 1 4
4 Elena SOKOLOVA RUS 202.27 6 3 3
5 Yukari NAKANO JPN 195.65 2 6 6
6 Sarah MEIER SUI 195.11 5 4 5
7 Joannie ROCHETTE CAN 189.41 1 7 8
8 Emily HUGHES USA 184.75 3 10 7
9 Susanna POYKIO FIN 180.06 7 9 9
10 Kiira KORPI FIN 176.65 5 11 10
11 Yoshie ONDA JPN 172.46 6 12 12
12 Carolina KOSTNER ITA 172.45 4 16 11
てなわけで、またもコーエンは金メダルをもらえず、ロシアは久々の全種目通して金メダル逃し、ペトティホの銅だけという結果に。個人的にはソコロワを応援してたんですけれど、なんだかもういいや。ユーロに次ぐ最高の出来だったんですし。女子の中でも「3-2-2」か「3-3」を飛ばないとダメみたいな風潮のなか村主はよくがんばりました。
