トリノ五輪エキシビビション

ぐだぐだに書きます。だって最後のプルシェンコの演技で前の演技全部ふっとんだんですもの。
まず、BSに入っててよかったと心の奥底から思いました、演技前の選手の映像なんかも拝見できました。
練習するボルドウィン、れなちゃん、カメラ大好きウィアー、バトル、スルツカヤなどなど…ポイントはちゃっかりデロベルに手を出すマルガリオ。いちいち手つきがやらしい。
そしてイタリアの作曲家ヴェルディの曲にのって、アイーダ、ファイスカの椿姫(これ、ぜひともFDにしてほしいな。とってもロマンティック)
フォンタナの美しさと腹筋に目を奪われながら、出てきたデンスタ。筋肉だけならまけへんで。
こういう、大人っぽい曲を躍らせたら右にでるものはいないんですって(BY五十嵐)伝説の酔っ払いから始まり、シャキーラ(これも三角関係をへべれけに語った曲)、バレエを氷上にもってきたかのようなインヘヴン…と個性的なPGを踊ってきた彼らからしたらスタンダードナンバーは逆に新鮮。構成としてはリフト→マキシムがデンコ愛を伝えまくる→デンコワ逃げる→リフトのオンパレードなんですけれど。これからソルトレイクEXのロバアベっぽさがでてくるといいんですが。
すぐりん、ボールを差し出すとみせかけてひっこめるムーブはイタリアでも好評。照明の影響でジャンプがうまくきまらなかったのが残念で仕方ないです、杉田がおこるぞーう!
イーラがまさか第一部にでてくるなんてね。せっかくゴールドをあしらった衣装が…。涙
衣装といえばウィアーの衣装は「スケスケの王子様」と母親に好評です。片手を差し出して屈伸した状態から入る「would you marry me?」ステップにメロメロ。
そしてコーエン、ジャンプ無しであそこまでやれるあなたはすごいわ。音楽もいいし、衣装もいい。素でのスケーティングもなかなかよろしくなってきましたし、音にあわせて手をひるがえすスピン、スパイラルがかわいい。やっぱりスタンダードポジションが好き。


金を呼ぶ男・刈屋アナは少し調子にのっています(笑)やったら挙動不審なマルガリオを誘惑し、あしげにするフーサルポリを「実生活もこんな感じなんでしょうか」。今回もちっさいミスをマルガリオがしやがりました(わざとかな)そのまま突き倒すか!?なんてわけにはいきません。もうアニシナ・ペーゼラから「スザンナ」を拝借して、ただひたすら蹴り倒していればよかったんですが(何が)もうこのスケーティングはみれないのかな。オリンピック限定?モッタイナイ。
カロはずっと唇が紫がかっていた…。緊張してたんだね。彼女には笑顔がにあいます。エンジェル降臨、バンクーバーではぜひとも実力でEXにでていただきたい。アヴェマリアといえばバトルのもみたかったけど、カロ、ペトティホとの兼ね合いもあってやめちゃったのか。これも素晴らしいんだけど、ちょっと残念。
ナフコス。ついに五輪金メダリストが氷上でセミヌードに。某ロッキー以来ですね(彼は金ではなかったけど)しかもロングバージョン…。うーん、コス胸チラ&ナフカパンツルックでアンコールのほうを長めにみたかったなあ。
荒川。you raise me upは彼女ののびのあるスケートとスパイラル、イナバウアーによくあってました。疲労がたまっているにも関わらずトリプルジャンプも飛んだし、女王にふさわしい舞いでした。
トトマリ。アンドレア・ボッチェリの「メロドラマ」衣装の色がいつもと違う。ロミオバージョンなのでもしやと思ったらアンコールでマートン来る。今日もアンパンマンにクリソツ。挨拶の後軽くヴィヴァルディ「冬」を演奏し(カロとランビを思い浮かべながら)ロミジュリ。目チカチカデススパイラルがなかったけれど(後記、ちゃんとありました;)、ラストシーンがGPF版だった。一度で二度おいしいとはこのことです。
そのままマートンさん放置でトリを飾るのはプルシェンコ。一度ロシアに帰って調整したので「何をするのか!」と思っていたら…SPトスカのマートンアレンジ。
もう、これはこの演技だけでお金がとれますね。いきなり3連続ジャンプ、トリプルアクセルと高難度のジャンプを決めまくる。マートンのバイオリン壊れるかと思うくらい激しいパフォーマンスに負けじとプルシェンコのステップも躍動します。それまでスローな曲が多めだったので、余計にすばやく感じました。それでもファンサは忘れません、一方に投げチッスをしたらストレートラインステップで逆方向に向かい、何事もなかったかのように投げチッス。なんてスタミナしてるのかしら。SPはこれの序章にすぎない、まさしくプルシェンコマートンによるショーのような演技でした。今夜の演技中誰よりも盛り上がった観客、3アンコールまでするかと思いきや、そうはいかず(笑)
フィナーレではマドンナの新曲にのせてナフカノリノリ。プルシェンコはまたもトリプルアクセル
ランの時デンスタの近くに荒川さん。そこを日経夕刊にチェキられる。カラー写真。それは切り取って家宝にします。
とても豪華な3時間弱でございました。