ジュニアワールド06

■男子

1 Takahiko KOZUKA JPN 180.05 2 1
2 Sergei VORONOV RUS 172.92 5 2
3 Yannick PONSERO FRA 170.97 1 7
4 Stephen CARRIERE USA 169.14 6 4
5 Takahito MURA JPN 168.39 8 3
6 Patrick CHAN CAN 168.19 3 6
7 Kevin REYNOLDS CAN 165.14 11 5
8 Alexander USPENSKI RUS 157.68 12 8
9 Geoffry VARNER USA 152.54 10 11
10 Chao YANG CHN 152.48 7 14
11 Daisuke MURAKAMI USA 152.17 14 9
12 Ryo SHIBATA JPN 151.01 9 15

お3方ともご苦労さまでした。全体的にミスの多いフリー。それがジュニアなんですが。
一番実力のある(希望)ウスペンスキーは予選から調子悪し。そういえばJGPFでも似たような傾向が。…彼はシニアにあがれるのかな〜?SPLP共に1コケ、せっかくのバランスのよいPCSも影をひそめる始末。
SPではTOPだったポンセロ。(去年もそうだったよね、確かね)今季はGPSNHK杯に来日したりとシニアを肌で経験、PG曲もマキシム・ロドリゲスさんにアレンジを頼んだりと、フランス押し押しの若手。そのNHK杯でもフリーはあまりよくなかったんですが…2コケでもPCSの評価がよくなったのは収穫かな。いい男になってます。
柴田はフリーでのミスが悔やまれるところです。無良はSP8位からノーミス&PBでフリーのみでは3位!女子の焼きまわし?(笑)素晴らしい焼きまわしです。来年のこの大会までには主役になっているかもしれませんね。
そして小塚、SPでは全大会二位のポンセロに格の違いをみせつけられちゃいましたが…フリーで挽回。ジャンプさえうまくおりてこれたら、シニアの表彰台もみえてきますよー。ポンセロが自爆した影響もありますが、その悪い雰囲気をひきずらなくてよかったですね。放送がたのしみです。
そのほかカナダのチェン君はフリーでのミスが響き前大会よりひとつ順位を上げるまでにとどまったりー…とあまりステキな試合ではなさそうですね。(笑)


■女子

1 Yu-Na KIM KOR 177.54 1 1
2 Mao ASADA JPN 153.35 2 2
3 Christine ZUKOWSKI USA 135.14 3 4
4 Nana TAKEDA JPN 129.09 16 3
5 Aki SAWADA JPN 126.15 6 7
6 Alissa CZISNY USA 124.18 4 11
7 Chae-Hwa KIM KOR 122.81 10 5
8 Jenni VAHAMAA FIN 121.88 9 6
9 Laura LEPISTO FIN 121.05 8 9
10 Katarina GERBOLDT RUS 120.90 7 10
11 Elena GLEBOVA EST 118.26 12 8
12 Arina MARTINOVA RUS 116.39 5 18

ニュースでみた断片的な映像で判断するのもなんですが、真央よりユナキムのがトータルでみて上でした。TESだけでは荒川@トリノをも凌駕しております。
たとえばユナは去年はスピンが得意、その長い手をつかったしなやかな動きが綺麗…など武器がないわけではありませんでした。ただ表現に抑揚がなく、淡々といわれていることをこなすってイメージ。ジャンプのキレがなくその上表情が「ジュニア」というより「無表情」。まあそれは誰にでもあてはまりますが。除くエミリー。
で、3-3やイナバウアから本当に直接2アクセル3トゥといったコンボをするりときめるようになりました。イチイチ工夫された身のこなし、今までのイメージを打破するためのSP「ロクサーヌのタンゴ」もなかなか工夫がみてとれました。海外でいい選手やコーチにもまれるともっとよくなりそう、来年度は真央もうかうかやってられませんよ。
逆に「追う立場」から「追われる立場」になった真央。スケートにのび、スピード感がなく、こちらも「ただいれわたことをやっている」イメージ。ジュニアのSPはシニアのそれよりさらに色々規制が厳しい。ステップからのジャンプがきまってるんですね。今年はルッツ、そして必須課題の2アクセル、なのでSPで3アクセルをいれるにはコンボしかない!!それも3-2であること。普通の人間ではやろうとはしません…が、そこが浅田真央が真央たるゆえん?我々の想像の斜め上をばく進します。で、その3アクセル成功で今大会のアクセル分を使っちゃったのかしら(何それ)決して逆転できない差ではなかったのに…その緊張(この子の辞書にもプレッシャーなんて言葉があるんですね)ゆえの3アクセル→1アクセル。飛び急いじゃったんですかね、思っても見なかったミスにスケートが浮き足立った様子、他のジャンプコンボも中盤のループ以外はいれることができませんでした。ルッツもパンク。とにかく高得点であるジャンプがことごとく入りませんでした。いつもならハイライトである片手ビールマンでのスパイラルも「ただ足もってるだけ」の雑技団員のようです…。彼女のモチベのピークをGPS→GPFにもっていってしまったのかしら。(そのあたり、お姉さんスケーターはしっかりしていますよね)それとも日々加熱する報道のせい?とにかく彼女の実力はこんなもんではないですので、ユナは真央を、真央はユナのいいところをどんどん吸収し成長していってほしいものです。
奈也ちゃんはSP16位からLP3位という大登り竜っぷりをアピール。PBもでました。4人娘のなかでこの子が一番すき。(笑)あの明るい笑顔がみれそうでよかった。来年はシニアでみてみたいな!
亜紀ちゃんは1コケ。彼女はどれだけ軸がぶれようとも根性でおりてこれるんですが…。やっぱりスロベニアのリンクよくなかったんじゃね(すぐリンクのせいにする)それにしてもTOP6に日本人が3人だなんてね!素晴らしいですね!!
シズニーの復活を信じながら…☆彼女はおっきくなると思うんだけどなー。
ゲデ子はワールド出場のためジュニアは欠場となりました。
…さて、ウスペンスキーもボロノフにとってかわられるのかしら?

■ペア

1 Julia VLASSOV / Drew MEEKINS USA 138.05 4 1
2 Kendra MOYLE / Andy SEITZ USA 133.50 1 4
3 Ksenia KRASILNOKOVA / Konstantin BEZMATERNIKH RUS 132.66 5 3
4 Bridget NAMIOTKA / John COUGHLIN USA 132.35 6 2
5 Angelika PYLKINA / Niklas HOGNER SWE 129.62 3 5
6 Ekaterina VASILIEVA / Alexander SMIRNOV RUS 127.31 2 7

ぐるぐる順位がめまぐるしくかわったペア。アメリカ勝負強し。
ロシアー。がんばれー。

■ダンス

1 Tessa VIRTUE / Scott MOIR CAN 172.57 1 1 1
2 Natalia MIKHAILOVA / Arkadi SERGEEV RUS 168.41 2 2 3
3 Meryl DAVIS / Charlie WHITE USA 167.20 3 4 2
4 Anna CAPPELLINI / Luca LANOTTE ITA 160.72 4 3 6
5 Anastasia PLATONOVA / Andrei MAXIMISHIN RUS 157.59 6 5 4

バチュモアの一位はいわずもがな。2-3の争いが来年に持ち越されるんですよね。
イタリア組応援してたんですが…2度のディダクション…。