GPF05 エキシビション ガラ

ということで、本編より先にエキシビションだけかきます(もしかしたら本編かかないかもしれない…)
この日、15:00開始だと勘違いし、メチャクチャはやめについてしまう、妨害するものがなにもない代々木体育館外は寒い。中も寒い。
ふと実況席をみれば、なにやら熱心にカクザワが紙をよんでいる(EX実況者)
ちゃあんとお勉強しているんだ。えらいなあ…とその時は思っていた。
本日のお席は審判側VIP席横、チンクワンタ氏のネクタイの柄が肉眼で判別できる距離。
ですが、周りにスポンサーとおもわしき席があったので、(何かカードをぶらさげていた)出入りが激しく、少し見づらかった…。
お願いですから、せめて演技中は出入りしないでください。


ファイナルは6組づつしかでないので、もしかしたら全組でるかな?と思ったら、そうは問屋がおろさなくて、ベスト5のみとなりました。男子は元から5人だけどね!
キスクラ(私の席からはほとんど確認できず)に大名行列のようにアナウンサー、リポーター、みどりさん、テニスさんがいた。アナウンサー寒そうな格好(大型ビジョンがあるので、そこで確認できる、これは有難い)


演技順はペアからでしたっけ。そうですよね。そうといってください。え、男子でしたっけ。


オベスラ@
おなじみカチューシャにのせて。衣装からしロシア民謡、とても似合ってて可愛いです。このペアの見所は最後、クロスした女性の腕と足首をむんずとつかみ、スラフノフがひっぱりあげ回転しまくるリフトともスピンともいえる…何あれ。私は某マサルさんへのオマージュをこめて「オサカナ獲ったどー!」とよびます。

エマ@
なんでこんな位置なの?そう問いたくなりました。彼はEXには格別オシャレでセクシーなPGを持ってくるので、毎回楽しみなのですが、今回もショーマン!って感じでした。ヒロミゴーばりのジャケットプレイ、それを脱ぎ捨てて、黄色い声援を受けつつクネクネしたダンス。なのにイロモノにみえない!(見えないのッ!!)本当どこからみても絵になる。アリーナ席側のおねえさまたち大熱狂。(彼はアリーナ側で踊っていた)

ドムシャバ@
クイーンの名曲「Show Must Go On」にのせて。(毎回こういうかきかたするよ!)男女ともにフレディーなパツパツジーパンに白タンクトップ姿。むやみやたらにモデル体型なので、笑っちゃいます。あれはソフトマッチョな人がきるからこそフレディなのだから…とか問答はどうでもいいですね。スピード感のあるスケーティングとリフトで観客をわかせました。

ソコロワ@
パンツルック、へそだし、キャスケット。もうこの娘ったら!16歳!(勝手に年齢を詐称するな)この大会ではあまりいいところはなかったけれど、最後は彼女の魅力たっぷりの笑顔で会場を沸かせました。最後はヨガによくある「弓のポーズ」でしめ。そうですお腹が氷に!!それでもエレーナスマイルは健在。プロだ、と思った。

ペトティホ@
もしかしたら彼らを見れるのは最後かもしれない。以前は川口さんと組んだり、ずっとNHK杯で来日してくれたり、日本になじみがありまくり(去年は日本語スピーチまでしたものね)なんだかほろりときてしまいました。それでもいつものユニゾンのよさ、そしてぐわんぐわんリフトはおあづけでしたが、高難度のリフト、スパイラルをみせてくれました。

織田@
昨季SPのマリオ。コインゲッツシーンつき。会場の手拍子をたくさんあびる。彼の会場を盛り上げる術は天性のものがありますね。アメリカっぽい。テニスの人に口撃されつつ、インタビューでは「絶対五輪にいきます」発言。強要されたくさいけれど、その意気込みステキ。

チャイサフ@
ビールCMでおなじみジプシーキングスの「ボラーレ」にのせて。最後チャイトがいいよるサフに思いっきりケリをいれていくシーン、チャイト満面の笑みだわ(笑)それでも「お願いお願い」と頼み込むサフ、これは去年の髪型でやったほうがリアリティがあってよかったかも(何が)演技終了後までコミカルなサフがおがめました。衣装かわいいー。


安藤@
アクセントポジティブ、あらま、NHK杯で衣装をかえたと思ったら、戻っちゃった。こっちのほうがお尻がチャーミングにみえますが、全体的にはNHK杯のほうがすきだったな。それでも照明までピンクピンクで、とてもキュートなPG。満足のいく結果ではなかったけれど、それでも気丈に振舞う彼女はステキです。

んがしかし!事件は起こった。テニスさんが安藤さんが今日誕生日だということで、歌をうたいだす!!しかもそれを強要する!!
私達はこんなことするために昨日と同じ金額を払って、時間は4分の1ほどのショーをみにきたわけではないのよ…欝鬱
インタビューもロッカールームですればいいことだし、たいしたこといってないし(失礼ですいません)何よりこれがスルやバトルのアンコール、あるいは6位の選手達のガラをやめてまでする意味があったことなのか!?しかも国内大会ならまだしも、GPFで!!
イッキにテニスさんはじめ、全部が嫌いになりました。会場が凍えていくことを安藤さんも感じていたでしょうに…あなたのせいじゃないよ!!

サフショル@
うわ出た!びびる。ショルコビーさんアンドレ3000コスプレ!アウトキャストの「Hey Ya!」にのせて。サフ子のホットパンツから尻がこぼれおちそうでヒヤヒヤしてみてました。NHK杯とは違ってコミカルな動き。でも178?センチの大男にアンドレ3000インパクトでかすぎ。70年代ポップな雰囲気で、彼女達のシックなイメージを払拭しました。

高橋@
安藤誕生会をぼけーっとみている映像が映し出される。まったくこの子はすぐ口をあける。しかし滑りはとってもエレガント。シークレットガーデンは本当にあたり曲ですね。彼のスケーティングの上手さ、ワンストロークでどこまでいくの?片足でどれだけステップをふむの?とてもムーディーな照明に助けられつつ(笑)相変わらずジャンプでコケてましたが、そんな彼も彼らしくてヨシ。

マリフラ@
NHK杯ではセンセーショナルをうけました。お洒落なお洒落な「雨に歌えば」傘を上手にとりいれたステップ、リフト、タップダンスの雰囲気がとても二人によくあっていて、素晴らしい出来でした。証明があったほうが映えるかな?どうかな?最後の傘を差しながらのスピンなんかもうメロメロ。特に手すりか何か細いところをゆらゆらしながら歩くムーブがスキです。

中野@
ああ、アメージンググレイス。素晴らしい神様の思し召しを今年3回もいただきました。野辺山EXはいけませんでしたが、DOI、NHK杯とすべて見尽くしたので、もう語ることはありません(笑)彼女がもう一年早く目覚めていたらな…そして巻き足が尚っていたらな…。しかし、それをカバーするドーナツスピン初め、イナバウワーやイーグルなんてもの取り入れて、非常に美しいPGをありがとうございました。

ジャンジャン@
誰ですか、一度みたら飽きるとかいうのは。ゆかりちゃんの神聖な世界をぶち壊す(いい意味で)ジャングルブックにのせて(Jスポをよくごらんのスケートファンの方にわかりやすく説明するならば、マチルダのテーマ!)キュートでコミカルな動きと、大きなツイストリフト、スロージャンプ。もうそのギャップがたまらん。最後のスパイラルしながら手をふるやつなんていいですね。ほんわかしました。そのよくわからない衣装もたまらん。

バトル@
本日のMVP。「アヴェ・マリア」は初めて見るPGですね。ほんっっっっっとに素晴らしい。リンクという紙に一筆書きをしている、そんな途切れることのない美しいPG。「Ave Maria gratia plena」をとにかく連呼する美声に、女性顔負けのイナバウア、イーグル、多彩なムーブメント…そして最後は天を仰ぐような高速バックスクラッチスピン。ゆかりちゃんも彼も、最後は祈りをささげてエンディング。いいなあ。いいものみたなあ。思わずアンコール手拍子がわきあがるも、DJ完膚なきまでに無視(いや、DJのせいじゃないんだけどさ)

グルゴン@
大好評のODスウィングメドレー。これは本当に彼女達が好きで踊っているんだなっていうのがすごくよくわかる。彼女達はこんなに力量と技術があるのに、どうしてこの位置なんでしょう…いつか、いつか本当の力をみせつけて、金を手にする日はくるのでしょうか。最後のミッドラインステップ、スローパートのサマータイムからスウィングに戻るとき、手をうって待ちわびるゴンチャロフのノリノリさが可愛らしかった。

スルツカヤ
本日のMVP2号。彼女はパンツルックが恐ろしく似合う。「you promisd me」にのせて。「エリーゼのために」のテクノバージョンっぽい。「約束したのに!銀ってなんやねん!」と訳す。(笑)会場からは沢山の手拍子。そうよね、彼女も日本に来るのは久しぶり(もしかして前の代々木GPFぶり?)で、もしかしたら現役最後かもしれませんしね…。↑にかいたとおり、情熱的な女性を演じます「あなたのためにおど…やっぱ彼のために踊るわ」「あなたなんて嫌い!約束したのに!」と台詞がきこえてきそうなムーブがいちいち可愛い。最後はおなじみビールマン。これを見ないとスルじゃないやい☆ですが、こちらもアンコール無視。怒号が会場内に響きました。思わず隣の人とユニゾンしてブーブーいいます(初対面)

トトマリ@
曲は「メロドラマ」その名のとおりいろっぺえPGです。それでも美しく儚く、そしてマリニンのほっぺがまっかっか。(ライティングで余計目立つ)二人の距離が近づいたり、遠ざかったり…触れるかと思ったら肩透かしにあったり…そのはがゆさがまさに「メロドラマ」キスシーンでライトが落ちるのもいいですね。個人的にはハンガリーのバイオリニストが出るのか!?とウキウキしていたのですが、そこまでの食費旅費はでなかったみたいですね(笑)アンコールではロミジュリ最後の一節を。あんなに激しいのに一糸乱れぬユニゾン。最後の目チカチカデススパイラルもステキ。

ランビエール
あー。この曲だいすきやねん。ジェイミー・ブラントさんの「You're Beautiful」なんかドラマの挿入歌にもなってますよね。すごく切ない詩「あなたはとっても美しい、あなたの前にたつと何もいえない…僕はあなたといてはいけない」みたいな。それを少し前の衣装を使いまわして踊るランビ。いちいち「you're beautiful」の時に(この曲はビューティフルを難度も連呼する)会場を指差したり、抱きしめたり…本当はカロのくせに!!(バカがここにいます)これで日本女子たちもランビのトリコに…なったよね?ねえ?ジャンプは勿論のこと、流れるようなステップ、美しいスピンコンビネーションにはため息がでます。最後は顔を隠すんです。それもいじらしい。アンコールではフリー最終部のステップ⇒スピンを披露。もう回転しすぎてオーバーターンしてますよ。サービス精神の神か。

ナフコス@
リスペクトデシュネー兄妹。ってなわけで「呪文」にのせてジャングルダンス。って服!!ナフカはいつもどおり(?)わき腹がくりぬいてありますが、そのクセがコストマロフにも転移!?上半身裸にたすきがけという、見てるこっちが寒くなる衣装。それで震えるふり(ふりじゃないかも)するもんだから、場内爆笑。そして独特な入りからデシュネーなふりとカルメンなふりをまぜつつ、変形イーグル組み合わせが一番沸いてました。実は私、これ苦手。最後は氷の上に寝そべる二人…。凍傷なるよ!!スタビスキーがセミヌードならぬセミババジャツを披露したので、それに対抗してるのかな。もうスタビも脱いじゃえよ!!(そういう競技ではないです)周りからは「この服でアンコールカルメンするの…?」と困惑の声がちらほら。同意。しかし彼らはそれ用に別の曲をもってきてます。(笑)しかしサタデーナイトフィーバーな感じの曲も、ジャングル服にはちょっと…。デシュネーを意識している・ってわからない人には「なんでこのひとたちがチャンプなの?」と思われかねないので、五輪はで変更することを強く希望いたします。

真央@
トリに15歳。あはは、その歳を二倍にしてみなさい、セミファイナルのお姉さんの歳になるよ(禁句)それにも臆せず真央ワールドを展開。やたらとリボンの位置をきにしつつ、「虹の彼方に」何回みても可愛いです。きっとみんな笑顔になったんだろう。私もニヤケました。かわいいー。でも、かわいいが許されるのは今年だけ。来年もっともっと飛躍して、彼女にしかできない世界の完成度をさらにあげていってほしいものです。アンコールは3Aを二度も!よく挑戦しますわ!こけちゃったけど。テニスさんに三度目を促されそうになる。おい。



さて、フィナーレは全員でてきます。
こうしてみると「豪華だなあ」というのがよくわかります。
一人づつ紹介されて、自分の得意ムーブをするんですが、特に記憶にのこったのは、ペア陣が全員ぐわんぐわんリフト(俺命名)をしたこと。特にペト組は斜め回転で氷面スレスレっすよ!!てんやわんや。
織田と高橋はいいライバルなのですね。二人それぞれ4トゥ、3アクセルに挑戦して転倒。特に織田君は豪快にすっころんでティホに「大丈夫?」と気遣われる。(笑)
バトルとランビはいいライバルなの…ですよね?(おい)お互いに負けじと高速スピン。ランビは勢いあまって一度失敗しちゃいましたよ。珍し。
安藤さんは4サルコウに成功し、ゆかりちゃんはドーナツスピン、真央はもう一度3アクセル…だけど失敗。試合のほうが成功率高いってすごいですね…。


「割高!」と叫んでいましたが、とても心が豊かになりました。
終わりよければすべてよし、ということにしておきます。
あー、でもデロショーのEXは特にみたかったなあー。


帰り際のひとこま。


スラフノフ、バスに乗り遅れそうになる。


私の帰る道は、選手達が乗るバスの真上、よくみればサフチェンコやバトルなんかがいます。外国人用なのかな。スタッフもけっこうのってました。
ブーンと駐車場からバスが移動しようとしたそのとき!!
キャリーバックをガタガタひきずりながら大慌てでバスをとめる大男!!
運転手さんもびっくり。あまりの迫力に圧倒されまくりんぐ。
スラフノフ、少しファンになる。(笑)