男子

ってことで、出場を見合わせたり、すでにケガで辞退したり、早くも完璧にPGを練り上げて他の選手にプレッシャーをあたえたり…
特にスケアメはしょっぱなってことで、比較的若手がでてくることが慣例行事なんですが…
しかし!今回は男子シングルにおいては、ブライアン・ジュベールエヴァン・ライサチェクティモシー・ゲーブルなどの有名選手が続々エントリー。
楽しみにしていた私はどこへやら。目を覆いたくなりました。
皆全然すべりこめてないじゃん!PGがスッカスカな選手もいたじゃん!
高橋がミスの許されないSPでズッコケてすら一位。
そしてフリーではワンミスも4回転を成功させ優勝。なんともはや。
そんなモヤモヤを払拭してくれたのも、また高橋だったので…ううん、他の選手のPGが印象に残ってないぞ。

高橋@
全体的に慎重だった気がします。それでも筋トレの成果がでました。少しブレたジャンプくらいなら降ります!!コケないことは大事ですよね。
SPは3フリップ3トゥを綺麗におりると、次の3Aですってんころりん。
普段ならここでへたれてしまう彼ですが、なんとかもちなおして3ルッツを冷静に決めます。
ムーランルージュの妖艶なタンゴ。目からとびちる火花をみました。
LPは4回転が両足着氷してしまいましたが、3Aからのコンビネーション、ステップからいきなりトリプルフリップ(だったかしら)や、難易度の高い構成、身体全体を使っての表現でのPCS7点台はウソじゃないはず!!
コンビネーションスピンもよくなって、解説の五十嵐さんもおっしゃってたけれど、身体の芯ができて、スピン軸やステップの軸がキレーで。非常に見ごたえがありました。

1 Daisuke TAKAHASHI JPN 218.54 1 1
2 Evan LYSACEK USA 193.71 3 3
3 Brian JOUBERT FRA 190.28 4 2
4 Kevin VAN DER PERREN BEL 185.09 2 4
5 Yannick PONSERO FRA 160.53 5 6
6 Timothy GOEBEL USA 154.68 6 8
7 Dennis PHAN USA 151.90 7 7
8 Sergei DAVYDOV BLR 147.13 8 10
9 Christopher MABEE CAN 147.00 11 5
10 Lun SONG CHN 145.92 9 11
11 Kristoffer BERNTSSON SWE 143.39 10 12
12 Silvio SMALUN GER 137.04 12 9

ライサチェクのミュージカルナンバー、印象にのこっておりませんがなんか二位です。びっくりした。
ジュベールは4回転こそ失敗しましたが、その後は無難にこなした印象。
でも、いくらリバーダンスとはいえ、あの単調なストレートラインステップはやめたほうがいいと思った。