DOI05〜太田直前離脱に涙の巻〜

meteorbt2005-06-28


会場してまもなく、トイレにたつ本日の連れ、母。
私はそそくさとコートをはおり。本日ミニスカートだったので、おもむろに靴下をはく笑
二番目にお高い席ときいてスタンドの前の方と思いきや…
なんとアリーナサイドの最後列でした。
寒いがな。
コートだけでなく、ひざかけが必要でした。むむ。
そんなこんなで開演を待つ。プログラムのサインははずれる。
いいもん。グルゴンの紹介ページがあるんだからいいもん。

で。
隣のお兄さんも太田ファンだったらしく、しばしゆきなちゃん談義。
あのレイバックスピンが〜お花のつぼみみたいで〜どこから見ても絵になる〜スキがない〜
あの表現力は日本一〜いや、世界でも稀に見る逸材〜とほくほくほく
有意義な待ち時間をすごせました。ありがとうございます!
新横浜プリンスのいやなところは、トイレ!
ほんと、4つしか個室がないっていうのに、1つがドアが大破してて使えないってどうよ!
これは運営係を睨みつけまくりました。並んでいる間。
なので、母がきたのは、開演ギリギリ。

さてさて、特に印象に残ったスケーターの演技をさっくり紹介いたしますね。


武田奈也
贔屓目ですが、彼女が昔のスルツカヤにみえます!
その長身からくりだすダイナミックなジャンプ。迫力あるビールマンスピン
もう大人の身体をしてらっしゃるし、しなやかな動きも素敵。笑顔も素敵。
オープニングの一人づつ紹介されてるところでは、ダブルながらもアクセルを三連続!元気イッパイ。若いって素敵。


柴田嶺
変わってしまわれた(笑)ヒョウ柄&レザーなセクシーな衣装で目元にきらきらをつけて、プレイボーイ?なのか?を演じた柴田くん。
「北国からやってきた中世的な男の子」から、ジュニア最後の年ということで、脱皮してらっしゃります。
相変わらずスピンのバリエーションは舌を巻きます。ビルマンはしってましたが、ドーナツスピンもできるとは知らなかった…。


岸本一美@
忍者最強!だったのですが、「今回もおもしろプログラムを作ったのでしょうか〜」という、プレッシャーアナウンスもあり、ワクワクワク。
今回はマスクにのって、例の黄色いジャケットやシルクハット?での演技。
脱いでいく感はあの人(笑)にはかないませんが、なかなか男気あふれるPGでした。
彼がチェンジャンにみえて仕方ないですよう。


都築・宮本組@
私目玉その①このカップル好きなんです〜。お二人の個性が強すぎて、まだまだユニゾンという面では渡辺・木戸組にはおよびませんが、ジュニア選手の次に美男美女(ですよ!)がでてきて、とっても雰囲気がグッとシックになりました。
難しいリフト(後ろからあげたり、後ろにおろしたり)にも挑戦。
あと、ステッキを使ってのリフトも。
このねっとりした動き、氷に吸い付くようなすべりにリンクの雰囲気が明らかにかわりました。


織田信成
金髪になっちゃった…。昨シーズン大活躍だったSPのマリオをいれてきました。
まだまだジュニアの面もありますが、例のコインゲッツシーンは一緒にやりたくなるくらい、かわいい。
そして、スピン。ジャンプはまだまだ本調子ではないにせよ、やはりスピンはお上手。
カナダにいってるんですよね、また一皮むけてかえってきてほしいですね。


浅田真央
私目玉その②これまた昨シーズン大活躍だったSP「虹の彼方に」をリメイク。
衣装のスカートのフリルが凝ってて、スピンするとお花のようなフリルになるんです。
相変わらずジャンプはミスのかげりなし!(やはり今回ミスする選手が多かったのですが)
完璧超人でした。


東京女子体育大学クラブ@
シンクロスキなんです。見れば見るほどハマっていきませんか?
今回は私もすきなトゥーランドットをやってくださいました。
クライマックスのリフト、交差、息の合ったスピン、11連覇はダテじゃないですね。

ここから休憩で、トイレにかけこむも、やはり帰ってくるのは休憩終わりギリギリ。
どうにかしてください!ほんと!


中庭健介
コンスタンティン?メンインブラック?アンタッチャブル
とにかく、黒いスーツに銃といういでたち。スパイだったのかしら。なかなかキマってましたよ。
中庭くんのプログラムてすき。コリオグラファーがすきってのもあるんですけど。毎回、どこかしらに小技がきいてて、細かいところまでやってくれますよね。
ロード・オブ・ザ・リングもよかったし、現役続行、競技会もでるってことなんで、非常に楽しみです!


中野友加里
大人っぽくなったゆかりちゃん。白い衣装が良く似合っていた。
巻き足のジャンプはまだなおってないんですね。ちょっと見ててひやひやしちゃいます。
だけど、表現がのびてて、スパイラルなんかもきれいになってらっしゃった。
ジャンプの人!っていう意識で見すぎだったのかな。
指先の演技が非常にきれいでした。個人的にはこの日一番のサプライズ&演技でした。
このままのびていくかしら?
フィナーレの最後は荒川さんと一緒にスピン。おまけのおまけのおまけ。本当に千秋楽バンザイ!です。


渡辺・木戸組@
やられた。やられました。
オペラ座の怪人きましたよ!
クリスティーヌは都築さんより渡辺さんなイメージだわ。うん。四季の人に雰囲気にてるもの。
やっぱり、PGは元ネタとなっている選曲の内容を理解していると、ひとつの表現でも何を表しているかよくわかりますね。
私は最後のうなだれる怪人によりそいながらも、瞳はあわせず、天を仰いで祈りをささげるクリスティーヌが印象的。
木戸さんは仮面をかぶったまま、よくあれだけのスピンやリフトができますねえ!
感動。


高橋大輔
で、感動といえばこの人!毎度私の心の涙腺をピンポイントで攻撃なさってます。
今回もサーペンタインステップから大きくリンクを二周するスケート技術に感服いたしまsた。
ステップの拍手がそのまま曲が終わるまで続きました。
なんでこんな細かいことを氷上でできるねん!
と、彼を見ると毎回思うのに、どうして上にいけないのだろう…とはがゆくなります。
今回はジャンプもそれなりに飛べていたので、来期にはほんとに期待!
余談ですが、最後リンク一周するとき「高橋さん応援してます!がんばってください!」とテンパりつつもいうと、「はい!」と笑顔をくださいました。なんていいひとなのでしょう!(わかりやすい)


グルシナ・ゴンチャロフ組@
私大目玉。
もしかしたら、日本で彼らをみれるのは最後なのでは!?と危惧してしまいつつ、初めてみさせていただきました。
グルゴンは、ハデなくらい華やかなナフカ組と比べると、ややおとなしくって、清楚なイメージだったのですが。
今回は昨シーズン大活躍だった(三回もつかっちゃった)ODをここでも披露!ハジケるグルゴン。
このODダイスキな人間としては、思わずスタンディングオベーションです。
で、グルシナのイメージが大きくて、リフトのときにしか目立たない(私の中でね;)ゴンチャロフさん。
今回の曲調にあわせているのか、めちゃくちゃコミカルではないですか!
目はグルシナさんにいってしまいがちですが、小技がきくゴンチャロフさん素敵。


安藤美姫
うまくなってる!!!
前回のEXが元気でノリノリな曲だったから、踊り分けてただけなのでしょうか。
それにしても、うまくなってる!!
滑りがなめらかに、スピンの軸がしっかりしてきた気がします。
ジャンプは本調子じゃなかったようだけれど、まだまだ「のびしろ」はた〜っぷりあります。
ジェンキンスさん直伝の大人の魅力をふりまいて!今年はやってくれるんじゃないでしょうか。


コストナー
私目玉③(いくつあるのだ)
手足が長くてオルゴールについてるバレリーナのようです。顔ちっちゃい。
流れるような早いスケーティング、キレのあるすばやく回転するジャンプ、と彼女の持ち味を前面にだしてました。
パンフをみればまだステファンともきれてないようで(笑)一安心。どうせなら、つれてきてほしかったぜよ。がんばれ城田。
最後まで村主さんとファンサービスをしてくださった。めためたキュートです!
手をふる方々に「アリガト〜」と日本語でいってくださいましたよ。(写真注目)


村主章枝
さてさて、毎回MOIやDOIになるとすごく楽しませてくださる村主さん。
今回はボールを持って客席に入ってきたり、サインボール?をスタンド席になげるなど、いつもの優しい村主さんをさらにやさしくしておりました!
前半ゆったり、後半激しくと、強弱をつけた曲目を、彼女らしく二面性をもって踊ってくれました。
あのボールは重かったのでしょうか。見事なパントマイムも披露。
イタリア語の曲だったんです。これでオリンピックのEXを踊り、わくイタリアンズ…と想像してしまいました。汗
今日もどの客席でも、ひとつは目の前でやってくれる「ハイライト」がたくさん。
だいたいサイドは背をむけてステップを始める人がおおいのですが、村主さんは逆からスタートしてくださいました。
ゆえに、こちら側はずーと華麗なステップをおがめました!ありがとうございます!
最後までファンサービスをしてくれた素敵なおひと。


プルシェンコ
今日のハイライト。
新婚さんいらっしゃ〜い。やはりsex bombを演じてくれました笑
あれは一度生でみたら、もうおなかイッパイでございます。
私としては、世界チャンピオンたるプルシェンコをみたかったのですが。
やはりケガが大変なようで…心配でございます…
最近の「女装@プルシェン子さん」PGでも、片足での難しいストレートラインステップがあるのに、これはひたすら肉襦袢でマッチョポーズ。
そして、投げキス、いつもの客席乱入。わりと近かったんですが!ち、惜しかったわ!(笑)
ここの衣装班はすばらしいですね。これ、遠目ではマジで筋肉にみえますよ。
おまけにスルリとひもひとつでぬげちまうズボンを開発したのもすごすぎ。
EXに力いれすぎ、さすが世界チャンプ。ただ滑ってるだけで、他を圧倒してました。
とりあえず、キレはいつもの彼のものではないですが、トリプルはいけるっぽい。ひと安心。


荒川静香
N杯で一度みたけれど、やっぱりライティングあったほうが映えるキャッツPG。
MOIではみれなかったのですよ〜な静香さん。
このPGはほんと好き。マトリックスもびっくりのイナバウワー、足を持っての美しいスパイラル、バランスのよいジャンプ、全部堪能できてしまう!
そして、サーシャコーエンの足あげスピンに加え、ビールマンも!
年々できなくなっていくのが常だというのに、本当、やわらかくなったんですね〜。
情緒あふれるスケーティングでした。やはりトリを飾るだけあります。


で、今回のフィナーレはすごかったです!
浅田姉妹の競演、手つないで登場、一緒にスピン。
ダンスカップルの尺が短いわ!とムッとしたりしましたが、非常に豪華でした。
私はコストナーと村主さん、あと、プルシェンコが近かったかな。
最後の全員そろってのステップ。宮元さんが気になって仕方なかった。キレキレでした。笑
全員が一周してハケた後、荒川さん達女子の選手が二度目のラン。そしたらみんなでてきて、大きな輪を作って高速回転したり(これ見てるほうがヒヤヒヤしてアブナカッタ…さすがですね)、プルシェンコが少女をリンクに誘拐したり(笑)、全員で一列になって回転してみたりと、豪華で豪華な仕上がりになっておりましたです!

本当におなかいっぱい。

トイレのことなんてとうにわすれたわ!

選手の皆さんお疲れ様でした。

また来年、コクドのアレでなくなるとの噂ですが…うう、なくさないでいただきたいです!