キャンベル国際その2

ダンスとペアの模様がBS-iでやってたみたいです。あー録画忘れたー。

注目のテサモアの演技、タニスのところもそうでしたが、あまりタンゴっぽくなかったような。もうちょっとくどくて、ビシビシいってほしかったな。やわらかタンゴ。もうショートリフトでも変化するのはデフォルトなんですね。ミッドラインのステップ、ひとつひとつのターンが的確できちっとそろってます。スピードがありませんが、後々ステップを複雑にするために長めにカウントとってるんでしょうね。キレがあって動作がとても丁寧で、スピンで足換えしたのはここだけですね、えらいです。若干流れてたのが残念です。そしてモア君、なんかおっさんくさくなってはいませんか。テサちゃんもあんなに可愛かったのにふけてきたよう。ハラハラ。

そしてグレペチュ。コーチをリニチュック先生にしたんですよね。ドラマチックで疾走感あふれる演技。こことテサモアがあたったらどっちが勝ったでしょうね。まだフリーするには消化しきれてないところがやまほどありましたが、トランジッションなどにも気を遣っていて好印象。男性のラインの綺麗さもでてます。スピンもきれいね。ドーナツがないので逆に新鮮。でもレイバック多すぎかなー。後半のリフトでもたつき3点減点。

ペアは日本出身の女性がふたりもー。

マルブン、男性イーグルのダンスリフトからのスロージャンプが独創的。はじめのサイドバイサイドの3トゥで男性がバランスを崩すも、ほかでカバーしました。もうデススパイラルは難しい入り方しないといけないみたいな風潮ですね。

井上&ボルドウィン。写真みた瞬間ジョンが謎の袖なしジャケットなのでロックンロールかと思いきやソウルオブスペイン。はじめのジャンプ、2アクセルはジョンがシングルに。3アクセルのスロージャンプは回転はたりてたんでしょうけど、転倒。最後の足換えペアスピンは逆回転もとりいれ、デススパイラルもジョンが持ち帰るなど、クリーンにしたらTESがガツーンと跳ね上がるでしょうね。がんばれがんばれー。

若松&フェクトー。ソロジャンプ3トゥは女性が2回転半で降りて両足着氷。表現力よくなりましたよね。ふたりともこけそうでこけない、ジャンプの降り方がうまいです。(笑)男性片足のキャリーのとき、若松さんが微動だにせずスパイラルポジションでいるのがすごいです。二人ともスパイラルきれい。そこからすぐにデススパイラルに入るのも詰まってていいですね。もうちょっとスムーズにいけばもっといいけれども。大きなミスなくすべりきりました。

ナム&レフテリス。今年はぜひワールドで日本にきてほしーよー。ソロジャンプ3フリップ成功。とおもいきやダウングレードされてる。続く3トゥからの2トゥシークエンスは女性が3トゥで転倒しシークエンスにできず。後の2トゥは男性がシングルに。柔軟な身体をいかしたデススパイラル、リフトのエントランスが素敵。男性も、不安定なときがありますがスピンが豪快でおもしろい。先生が同じだからなんでしょうけど、ペアスピンがれなちゃんずに似てる。

というわけでペア、ダンスはカナダがかちましたー。今回アメリカ勝ったのは男子だけなんですね。焦点は来年ですもんね。