トリノ五輪:男子

1 PLUSHENKO Evgeni RUS 258.33 1 1
2 LAMBIEL Stephane SUI 231.21 3 4
3 BUTTLE Jeffrey CAN 227.59 6 2
4 LYSACEK Evan USA 220.13 10 3
5 WEIR Johnny USA 216.63 2 6
6 JOUBERT Brian FRA 212.89 4 7
7 SAVOIE Matthew USA 206.67 8 5
8 TAKAHASHI Daisuke JPN 204.89 5 9
9 VAN DER PERREN Kevin BEL 197.39 13 8
10 ZHANG Min CHN 196.27 11 11
11 KLIMKIN Ilia RUS 191.80 18 10
12 SAWYER Shawn CAN 190.83 12 12
13 SANDHU Emanuel CAN 190.24 7 14
14 CHIPER Gheorghe ROM 186.19 9 17
15 DAVYDOV Sergei BLR 184.59 14 16
16 LI Chengjiang CHN 182.21 21 13
17 DINEV Ivan BUL 180.11 15 18
18 VERNER Tomas CZE 180.07 22 15
19 DAMBIER Frederic FRA 177.59 19 19
20 KOVALEVSKI Anton UKR 172.84 16 21
21 LINDEMANN Stefan GER 172.57 20 20
22 PFEIFER Viktor AUT 163.87 17 23
23 BERNTSSON Kristoffer SWE 161.95 23 22
24 TOTH Zoltan HUN 145.47 24 24
25 ZELENKA Karel ITA FNR 25
26 ZIVANOVIC Trifun SCG FNR 26
27 OTHMAN Jamal SUI FNR 27
28 MURVANIDZE Vakhtang GEO FNR 28
29 URBAS Gregor SLO FNR 29
30 HAN Jong In PRK FNR 30


一番感動したのが表彰式ってどうよ。
シーズン初めから「男子ヤバイ」と思っていましたが、やっぱりヤバかったですね(笑)
それでも終わってみればPB連発の大ボーナス大会となりました。
臆せず4回転をとんだ、チャレンジした皆さんには拍手!
それがなくても、ほぼ完璧な演技をみせたライサチェク(大ボーナス大会の立役者!)、ユーロよりも完璧に近い演技をみせたケビン(4トゥ成功おめでとうー!!!)、ただひとり二種の4回転ジャンプに挑戦したミンさん!(そしてサルコウは完璧!)、なんとかSP突破できたベルンソン、フリーもちょっとみてみたかった北朝鮮のハンなどなど中盤層が厚くなってきましたね。
気がかりだったのが後半、呼吸があわなくなったのか全員ガクッと運動量がおちたところ。
こじんまりとした会場に観客が大勢、リンクと近いし、その熱気もあいまって氷が溶ける&酸素が少なくなったのかしら。


飛んでいい3回転以上のジャンプは二種類までよルール、特に男子はこれが重くのしかかってきますね。
高橋は同じく4トゥ転倒したバトルと、どうして点数が開いたかをよーくお勉強しなくてはいけませんね。ていうかわかっててやってたんでしょうね。もうこれは仕方ないですね。
高橋は冒頭の4トゥに転倒し、本来ならば3アクセルからの2トゥ2ループでつなげる(こんなコンボ見たことないんですが!)もSPの二の舞で3アクセル単独でオーバーターン、そこで焦りが出て3ルッツ3トゥ、3アクセル2トゥ(しかし、ここは3トゥ挑戦の回転不足なのでチェック)そして一番美しかった3ルッツ単独が採点から弾き飛ばされました。
…と思いきや、ニュースややまとさんブログでは「4トゥが回転不足→3トゥ判定ではじきとばされた」ってなってますけど、どっちなんでしょうか。4トゥと3トゥは別の種類としてカウントされるはずなんですが。ここらへんのルールも、4回転がとばれない理由なのかもしれませんね。とにかく、ウィアーと高橋はキチンとお勉強しなさい。
そのほか、サーキュラーステップでつまずいたけれど、ストレートラインはなかなかよかったんじゃないかしら。最後のスピンがレベル1だったのは残念でしたが、思ったよりPCSもひかれませんでしたしね。文字通り、高橋で始まり高橋で終わる、お疲れ様でした。


てな感じで、日本勢メダル第一号はまだまだオアヅケですね(笑)印象的だったのがバトルとランビの握手だったり、国旗掲揚中のランビの涙だったり…
ソルトレイクの時、片方は15位で、もう片方は出場してなかったんですものね。
次の五輪はどうなっているのかなんて、本当わかんない。だからまた4年間見続けてしまうんだろうな(笑)


プル@
SPのステップは早送りしてるのかと思いました。全てにおいて高速。ほかとのレベルの違いをまざまざと見せ付けました。LPはコンボに3がこなかったり、途中フリップが2になったりしましたが、それくらいで順位変動はしません。でも正直音楽が必要だったか?ゴットファーザーだったか?ときかれると微妙。本人もわかっているらしく「高得点がでる演技をした」と公言、新採点法に疑問をなげかける。それにしても、TRで6.25をだしたジャッジの男気に拍手。
ランビ@
いやな予感はあたる。結局この大会で3アクセルをおりることはありませんでした。なんだか怪我をしてたみたいね、どおりでスピンもステップもグダグダです。それでもLPで2度4トゥに挑戦し、4-3-2のコンボをプルシェンコ並みに着氷したのはあっぱれです。SPはシルクドソエイユ。少し前のPGですっけ?もう衣装のことは触れないでください。
バトル@
SPではどうなるかと思いましたが、さすがの一言につきます。LPの衣装のシャツは風をふくんで背中が丸まって見えてイヤンでしたが、PCSはもっとあげてもよかったと思います。もう「4回転ないくせにメダル」云々いわれないでしょう。そういうスタイルなんです!
ライサチェク
終わってみれば去年のワールド+プルシェンコ。あまりふに落ちないのは私がサボイやウィアーのほうがすきなだけかな(笑)この年にして自分が何をすれば高得点がとれるかわかっているのって素晴らしいことだと思う。SPとLPのPGが似通っているので不安視してましたが、初出場で、しかもフリーで逆転して4位て!オメ!!
ウィアー@
「瀕死の白鳥」が評価されてうれしい。彼がスケートを始めるキッカケがバイウルだったんですね。そりゃあ愛込めるわ。しかしLPでは考えすぎて失敗した典型に。セレクションマキシムから去年のPGにもどしたのでPCSが出てここに留まっているんだと思います。4回転が飛びにくい曲ですが、代わりに2アクセルなんかいれてしまい計算ミス、ひとつ要素が足りません。
ジュベ@
007の衣装がエリボンバージョンだった。4トゥもなんとかおりれたし、スピンがステキでした。「表彰台はユーロの再来になるか!」と思いましたがLPでドロドロフランスアゲイン。これの完成形が見られる日はくるんでしょうか。



※高橋ジャンプ解説がややこしいので変更してみました。