トリノ五輪:ペア

1 TOTMIANINA Tatiana / MARININ Maxim RUS 204.48 1 1
2 ZHANG Dan / ZHANG Hao CHN 189.73 2 2
3 SHEN Xue / ZHAO Hongbo CHN 186.91 5 3
4 PANG Qing / TONG Jian CHN 186.67 4 4
5 PETROVA Maria / TIKHONOV Alexei RUS 181.69 3 6
6 SAVCHENKO Aliona / SZOLKOWY Robin GER 180.15 7 5
7 INOUE Rena / BALDWIN John USA 175.01 6 7
8 OBERTAS Julia / SLAVNOV Sergei RUS 166.54 8 9
9 ZAGORSKA Dorota / SIUDEK Mariusz POL 165.95 9 8
10 DUBE Jessica / DAVISON Bryce CAN 159.71 11 10


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いやあ、すごかったですね。
私は何度叫んでしまったでしょう。ベッドタウンにとんだ早朝迷惑ですね。
まず目に残ったのはトトマリ、パントンの演技のクリーンさ。


まあトトマリはいつもクリーンですが今回は特にSPはソロのスピンやジャンプですら見えない糸でつながれてるんじゃないの?と疑うように均整のとれたハイレベルの実施。少しリフトが弱いとされていましたが、ジャンジャンまでとはいかないまでも、危なげなくできてよかったです。フリーのラストシーンはGPFのが素敵だと思いましたけれど…こっちは流れがいいですね。表彰台でのクールを地でいくトトの涙と、演技終了後マリニンがトトの両手に口づけるシーンが印象的でした。

そして、今季はどうかしら?と調整の遅さが目に付いたパントンですが、一番重要な大会でこれだけの演技ができるのですから、計算していくのが本当にうまくなりましたね。個人的には雪組よりも上かな〜と思ってただけに…ちょっと残念な結果。TESでコンボのジャンプを1回転ととられたのがイタかったですね。うーん、台にのせてあげたかったな。

しかし、雪組はもうオーラが違いました。ソロジャンプは捨てるのか?と思ってましたが、ミスを覚悟してのジャンプコンボ。涙でてくる。そして、臆することなく挑戦したトリプルのツイストリフトが成功。ここはオペラやらせると右に出るものはいませんね。

逆にペトティホはどうして最後にアレいれたの!ってくらいヌンチャク好きだってことはわかりました。ジャンプやツイストリフトがダブルばかりだったし、デススパイラルレベル2ですし…あの順位が妥当です…くやしいけれど…。それが彼女達の持ち味なのならば、仕方ないですね。むむ。


同じ若手でも初参加のドイツ組やオベ組やマルブン組、二度目のジャン組との差がでてきましたね。やっぱりオリンピックって不思議な空間。

ジャン達はあの緊張の極限状態においてスロー4サルコウを挑戦し、タイミングがつまり途中で身体が開き、あの後に引きずりそうな着氷…。あわや棄権とも思われましたが、あの彼らのなせるクオリティを保った演技には鳥肌がたちました。2アクセル3トゥのコンボは本当、若いのにスポーツマンとして素晴らしいキモチを持った人たちだなと。ダンを気遣いまくるハオも愛らしかった。

イチオシのドイツ組は…残念ながらSPで雰囲気にのまれてしまいましたね。LPで持ち直したのは素晴らしいんですが、いかんせん、ここはちょっとユーロでPCS出しすぎて反感かっちゃったのかな(笑)ソロスピンやソロジャンプなど、まだまだ改良点はあります。やっぱりペアの女神はユニゾンと迫力と、美しさとの絶妙なバランスを保持している選手に微笑みますからね。

そんな中で期待の若手(モロゾフ君は若手って年ではないですが;)もたくさん発掘できましたし、バンクーバーも楽しみになってまいりました。タチアナちゃんがグッと大人になって、モロゾフ君はふっくらしていたのは調整不足でしょうけれど、なんだかアンバランスな見た目なのにとても美しいツイストリフトをみせてくれました。そしてなにより!カナダのデューヴ組はかわいいー!ブルガリアのスパソバちゃん組もかわいいー!(ここを放送してほしかった…BS-hiはいってればよかった…涙)


とりあえず皆さんおつかれさま。ゆっくりしてくださいませ。
そしてトトマリ組はオメ!!200点超えもオメ!!
ロシア四冠への第一歩は点数上ではとてもあっけなく、しかし美しい幕開けとなりました。


■そして男子の滑走順ですが

4CHでやまとさん解説をききたい。しかし、手堅くNHKを録画すべきか…

なんと高橋ったら第一滑走。
そしてプルシェンコが第二滑走。
そしてソーヤー、バトルなどのカナダズ。
今季出遅れが目立つチェンジャンリー、そしてブルガリアのベテラン・ディネフ。
うまいことばらけたな〜って感じでしょうか。
高橋はプルシェンコのすぐ後の滑走よりかはマシかな。(笑)


そして注目はサンデュが最終滑走ってこと!これはまた人波乱ありそう。
おまけに最終組は彼のほかにクリムキン、ライサチェクと曲者がそろっておりますよ。
とりあえず高橋が最終グループに残れるよう、祈りましょう。